納会
新天地で仕事を始めて、早いもので一年経ちました。さて、結果はどうだったのでしょうか?まあ...それは周囲の方々が判断することで...私はもう自分のやりかたでしか、仕事はできませんからね。自分の能力をセーブする気は毛頭ありませんが、能力以上のことをやるつもりもありません。自分のできる(できそうな)こと/できない(できそうもない)ことは理解しているつもりです。
でも、自分ができないことでも必要なことはたくさんありますよね。その場合は、それができそうな人(少なくとも自分よりはできると思える人)を探して、<やってチョーダイ>と頼みます。できないことが多いので、必然的に頼むことも多くなります。
年末にちょっと風邪をひきましたが、それ以外は概ね健康でした。サッカーもマラソンも楽しみました。だから、今年は私にとっては悪い年ではありませんでした。だから、まあ、よしとするか!
それでは、皆様にとりまして、来年は(も)良い年となりますように!正月が明けましたら、適当にBLOGを再開しますので、こちらも変わらずよろしくお願いいたします。
How to Use Any 3D DLP Projector Together with 3D Vision
要点は、DSUB15の2つのピンを殺して、繋がっているプロジェクタを<CRTディスプレイ>とみなしてやればよい、というわけです。裏ワザ好きの人には楽しい記事かも知れません。
もちろん、ちゃんとした"3D-Vision-Ready"プロジェクタを購入する余裕のある人は、それに越したことはない、ということで、そのようなプロジェクタのリストも載っています。日本メーカのものも2機種(S社とN社)載っていますが、選択肢の多いことを理由に、この記事では海外メーカ3社を推しています。なんだ、ダメじゃないですか。日本、頑張れ~
風邪ひきました
原因は、たぶんですが、ソウルの寒さでしょう。さらには部屋の<隙間風問題>。かけ布団も薄かったですし...空調の調節もイマイチ。
平日は何とか仕事はしましたが、天皇誕生日は終日寝ていました。この時点で、第5回湘南国際マラソンまで、あと一ヶ月。大丈夫なのだろうか?まあ、風邪をひかなくても、ダメでしょうが...
ソウルの物価事情
まずは、地下鉄が安い!金浦空港からホテルまで1時間半くらい乗っていましたが、何と、1,400ウォンです。いまのレートだと、日本円で100円くらいですね。ちょっと安すぎませんか?というか、日本が高すぎますね。
食事については、感覚では日本の2/3くらいですね。たとえば日本で750円程度の定食が、こちらでは500円程度で食べられます。自販機で売っている缶コーヒーは、60円くらいですね。
コンビニで買い物をすると、日本では1,500円くらいと思われるものが、1,000円程度です。だから、やはり2/3の法則。
というわけで、ソウルは物価安い!お薦め!
ソウルの食事事情
さて、お店の殆どはいわゆる韓国料理風です。キムチなどの小皿がほぼ間違いなく付いていて、メインはご飯ものですね。中華風の、何が入っているのかよくわからないものも多いです。メニュに英語が添えられていればまだ多少はわかりますが、ハングルだけのものも多く、こうなると怖くて注文できません。
初日に食べたご飯ものの味が濃くて、それからはちょっと慎重に物色しました。結果として、某店のBeef Stock Soupという定食が気に入りました。私が締めを飾った蔘鷄湯(サムゲタン)のスープに共通する味で、色は白く、全く辛くありません。ただ、これらにもキムチは必ず付いています。キムチにハズレはありませんね。
Starbucksのようなコーヒーショップはたくさん見かけます。ただ、「コーヒー」と言ってもダメで、「アメリカノ」と言わなければなりません。こればStarbucksでも同様であります。ちなみに、「アメリカノ」と日本の「アメリカン」との関係は、不明です。
日本食屋らしきものは散見されます。これには「日式」というサインがあります。赤ちょうちんが定番らしく、「酒」「居酒屋」などと書かれてあります。でも、窓ごしに店内を見ると、ハングルの嵐で、日本人が経営しているわけではなさそうです。それに、母国でおいしい日本食を知っている私としては、ソウルでわざわざ「日式」の門をくぐる勇気はなかったのでした。
2D-to-3D conversion (4)
「2D-3D変換のソフトを売っているんですか?」
「そうではないです。映像変換のサービスを提供します」
「他の会社が作ったソフトを使っているんですか?」
「違います。人手でやっています」
「たとえばですが、1分あたりいくらですか?」
「(他の人と相談したのち、電卓をたたいて)この金額です」
「...」
「高いと思いますか?」
「(<タイタニック>が変換されたものを指して)このような有名な映画であれば適当かも知れませんが、通常の動画では高いかも知れませんね~」
ここでブースを離れたのですが、いまブームの様相を呈している、2D-3D変換。競争も激しくなりそうですね。
戦略的基盤技術高度化支援事業 (3)
http://www.kansai.meti.go.jp/3-5sangyo/sapoin/saitaku22yobihi.htm
6月に不採択となったヤツを、改善して再申請したら、なんと採択されました。これは私がリーダです。忙しくなりそう!
SIGGRAPH[ASIA]2010 (8)
午前中は、コースの"An Introduction to OpenGL 4.0 Programming"を聴きました。私の知識は古いので、これは良い機会と、ブラッシュアップです。こういうときでもないと、勉強しませんからね。
講師は、Dave Shreiner (ARM Ltd.)です。Shreiner氏は、"OpenGL Programming Guide 7th edition (2009)"の著者ですが、deprecated APIsの羅列になってしまい、失望された方も多かったと思います(私もそのひとり)。しかるに、本コースは誠に素晴らしいもので、OpenGL 4.0の概要がよくわかりました。4.0から導入された、tesselation shaderも詳しく説明してもらいました。氏によるcore profileだけのOpenGL本も、今後期待できますね。
OpenGL 4.0から、シェーダでsubroutineというのが導入されたのですが、subroutineという単語は、遥か昔、FORTRANで使って以来です。私にとってはノスタルジックな単語であり、非常に違和感があるのですが、これもある種のreincarnation?
しかし...Shreiner氏の講演は非常に流暢で、私には半分くらいしか聞き取れませんでした。ジョークも言うのですが、よくわからなかった。私の英語力のなさを痛感いたしました。TOEIC805点ではダメということです。
さて、こうなると、午後もOpenGL系のコースですね。というわけで、"Creating Amazing Effects With GPU Shaders"を聴講。講師は、Mike Bailey (Oregon State University)と、Steve Cunningham (Brown Cunningham, Associates)です。SIGGRAPHのコースでは有名な方々ですね。私も以前どこかで聴いたような気がします。
内容は、最先端というよりも、シェーダの基本的な使い方を丁寧に説明したものです。"Orange Book"のような内容?シェーダでは、ちょっとノーテーションに古いところがあったのかも知れませんが、そんなことはどうでもよくて、教育的側面を打ち出した、有意義なものでした。
折しも、私の不在中に、私がリーダで申請した国プロが採択されたという朗報ももらって、さて、この楽しかった4日間をどう締めくくろうか?食べ物に保守的な私は、前日にいただいた蔘鷄湯(サムゲタン)が気にいったので、懲りずに同じお店に入り、前日のものよりも少し高い蔘鷄湯を頼んだのでした。調子に乗って、マッコリも!
SIGGRAPH[ASIA]2010 (7)
まず午前中は、コースの"Stereoscopy from XY to Z"を聴講。講師は、Samuel Gateau (NVIDIA Corporation)、Robert Neuman (Walt Disney Animation Studios)のおふたりです。CGに終始した内容です(実写はナシ)。
基本的には、いまの私の知識の確認でしたが、さすがにこの講師陣だけあってレベルは高く、勉強になりました。まずは、"Parallel, NOT Toed-In !"ですね。これは常套手段であります。<輻輳と調節の不一致問題>も出ましたが、調節は至近距離でないと働かない、という補足も。初めて聞いたのは、"Super-Infinity"という言葉。これは、奥行き立体で、両眼間隔よりも開いた視差が生じた場合の話なのですが、大丈夫なのだろうか?
「サイズの異なるディスプレイへの、コンテンツ対応はどうするのか?」という、皆が聞きたい質問をされた方がいました。たとえば、立体映画を、家庭用にBlu-Rayに入れ込むような場合ですね(リアルタイム系は問題ないので)。この回答を私は聴きたい!果たして、Disneyの方が回答したのですが、注目すべきは、「シフトして奥行き強調とすればよい」、という発言がありました。これは知る人ぞ知る、立体感が減退することへの対応であります(このテクは殆ど知られていないであろう)。へ~、ちゃんと考えているんですね。でも、本当にやるのだろうか?
とりあえずは、先端の立体視情報を仕入れたところで、午後のコース、"Build your own 3D Display"を聴講。講師は、Matthew Hirsch (MIT Media Lab)、Douglas Lanman (Brown University)、です。二眼式立体ディスプレイと、多眼式立体ディスプレイを自作してしまおうという、すごい内容です。ハードに弱い私の弱点が、補われたような気がしました。
夕食に蔘鷄湯(サムゲタン)を食べて外に出ると、雪は止んでいました。よかった!
SIGGRAPH[ASIA]2010 (6)
(私のポリシは、情報は最良のところから直接取る、ということ)
昼に時間が空いたので、展示会場に行ってみると、神奈川工科大学さんがブースを構えていて、白井さんを発見したので挨拶に行きました。大学がブロンズ・スポンサーになっているとのことで、なにやら気合が入っています。ほかの先生も紹介してもらい、ついつい話し込んでしまいました。
この頃になると、知っている人を散見するようになりました。
最後はエレクトロニック・シアターです。どれも素晴らしい出来です!個人的には、フランスの"Pixels"というのが良かったです。唯一笑いを誘ったのが、なんとドイツの"Bob"でした。
終了が夜の9時半だったのですが、外に出ると、何と雪が降ってきた!ソウル寒い!!たまたまレセプションを、私が泊まっているホテルでやっていたのですが、私が着いた頃には終わっていました。エレクトロニック・シアターを別の日にしていれば、タダ飯にありつけたのに~残念!
ホテルの部屋の<隙間風問題>は、奥ゆかしい私にしてはしっかりとクレームを付けたので、ちゃんと塞いでもらいました。そりゃ~風邪引きたくないですからね...
SIGGRAPH[ASIA]2010 (5)
結局この日は、"Technical Papers Fast Forward Session"だけのアテンドとなりました。このセッションは、タイトルどおり、本日から始まるTechnical Papersのさわりを発表者が宣伝?するもので、工夫があって楽しいのです。ここで聴きたいものとそうでないものとをふるいにかけるのです。全部はもちろん聴けませんからね。
ところで、SIGGRAPHでは当たり前の、会場での無料無線LANは今回ないみたいです。これはちょっと不便ですね...
SIGGRAPH[ASIA]2010 (4)
ところで、旅行会社から連絡をもらったのですが、本日午後、当地にて<防衛訓練>というのがあるらしいですね。<防災訓練>ではありません。でも、何をやるんでしょう?期待半分、不安半分...
それはともかく、ソウル現地からレポートいたします。請うご期待?
Khronos (2)
おなじみの、Neil Trevett氏よりKHRONOSの近況報告があり、その後は個別のAPIの話や、メンバ企業によるプレゼンがありました。Elizabeth Reigelさんもいらっしゃいました。
残念ながら、午後に所用があり、おいしい昼食を急いでいただいて、食い逃げのように会場を後にしたのでした。もう少しデモなどを見たかったな~
立体Expo2010セミナー (2)
プログラムは以下の通りです。
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1)立体映像入門 ~立体映像の仕組みとその応用~
講師:井上哲理 神奈川工科大学 情報学部 情報ネットワーク・コミュニケーション学科 教授
2)立体映像の生体安全性と視覚的適性 ~3D映像がもたらす人への効能~
講師:半田知也 北里大学 医療衛生学部 リハビリテーション学科 視覚機能療法学 講師
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1)は、表題のとおり、立体映像の基本をみっちり説明していただきました。
2)は、初めて先生のお話を聴く方にとっては、定説が覆るので、刺激的内容だったと思います。例の、<輻輳と調節の不一致問題>はもちろん、日本人の両眼間隔の平均が、よく使われる65mmではなく60mm程度である、というお話もありました。
月例湘南マラソン (3)
天気は快晴!40回参加すると、写真を撮ってくれるらしいのですが、段取りは不明です。
今回も20キロでのエントリです。前回の10月がダントツの過去最低タイム(117分だって~なんで?)だったので、今回は心してかかりました。中間地点の10キロをほぼ50分ですから、キロ5分です。私にとっては非常に好調!私はキロ5分を切れるのは10キロまでなのです。
私のライバルは、10歳年上の女性ですが(彼女は私を知らないであろう)、3回の折り返しで確認できるのです。今回も私よりもだいぶ前を走っています。このお方は20キロでもキロ5分を切るのです。フルだとどれくらいなのだろうか?4時間を切れるのでは。
過去最高の100分を狙ったのですが、やはりこの距離でキロ5分は維持できず、後半バテました。結果は104分くらい。でも、過去最高は102分台でしたから、私としてはまあまあです。この調子を維持して、来年の湘南国際に望みます!
Disparity Mapping Operators
いまのSIGGRAPHのpaperは、よほどの理由がなければ読めません。まず、分野がかなり細分化されてしまったので、あるpaperを理解しようと思うと、それ以前のpaperを何点かあたる必要がありますので、時間がかかります。仕事上、読むのが必須と思われるものもそれほどないので、動機付けも少ないのです。
対して、courseは結構見ます。これはありがたい!
でも、せっかく発見したのだからと、paperのリストを見ていると、"Nonlinear Disparity Mapping for Stereoscopic 3D"というのがありました。Disney Research Zurichと、ETH Zurichの方々です。これは読めそうですね。というわけでパラパラ見てみました。
要するに、<ある条件により作られた立体画像は、他の条件ではそのまま再生できない>、ということから、視差を非線形に変更するというものです。そのために、ヒトがどのようにして奥行きを知覚するか、それを踏まえてどのように視差を変更すればよいのか、などを分析しています。そして、
"...We then formalize these insights into a set of basic disparity mapping operators..."
というわけです(下線は私)。手法は、基本的には、入力画像の変形です(デプスマップなどは取らない)。結果として得られたさまざまなステレオペアは、アナグリフで確認できるようになっています。
(輻輳と調節の不一致問題に言及しているのが、ちょっと気になるが...)
立体映像に関わっている方々は、ちょっとご覧くださいませ。何せ、ディズニーさんですからね。そういえば、情報通の方からかなり前、ディスニーさんがこのような取り組みをやっているということを聞いていましたね。
超絶技巧練習曲
私が観ていたときは、スケルツォのあと、ノクターンやマズルカなどの小品を弾いていて、思わず聴き入ってしまったのですが、既に150曲以上を弾き終えていて、時刻も夜11時に近いというのに、なんとソナタ第3番を弾き始めたので、この曲があまり好きでない(=長い!)私は、報道番組に切り替えてしまいました。でも、興味を覚えて、そのあといろいろと調べました。どうも、横山幸雄という人は大した演奏家のようですね。
録音も調べてみると、リストの<超絶技巧練習曲>がありました。私の最も好きな曲集のひとつです。この曲集は、私としてはベルマンがもちろんベストで、最近ではYouTubeで聴いたベレゾフスキーも素晴らしかったのですが、横山幸雄氏もなにやらよさそうです。買いでしょうか?ちょっと考えます...amazon.co.jpで視聴ができますね。
CGプログラミング講義 (3)
基本的には昨年と同じような内容(=座標変換/モデリング/光源計算/テクスチャ、など)になりますが、近年流行りの立体映像も入れたいな~などとも思います。しかるに、ちょうど最近某誌に関連記事を書いたので、それを題材に使おうと考えました。もしかしたら、3Dテレビのある家もあるかも知れません。自前で作った立体CGが、家庭のテレビで観られるとは!
ちなみに、我が家では最近46インチのものを買いましたが、2D仕様でした...
立体Expo2010セミナー
セミナーがあって、初日のプログラムは、まさに立体視に関することです。たまたま、司会を頼まれたので、タダで聴講できる?ラッキー!プログラムは以下のとおりです(立体Expo2010のサイトからの抜粋)。
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12/8(水)13:00-14:30
立体映像入門 ~立体映像の仕組みとその応用~
講師:井上哲理
神奈川工科大学 情報学部 情報ネットワーク・コミュニケーション学科 教授
12/8(水)14:45~16:15
立体映像の生体安全性と視覚的適性 ~3D映像がもたらす人への効能~
講師:半田知也
北里大学 医療衛生学部 リハビリテーション学科 視覚機能療法学 講師
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Wavelet
Fourier変換の問題点というのは、よく言われるように、信号の<場所に応じた>変化を解析できないことです。たとえば、低周波信号に高周波信号が重ね合わさったものと、最初に低周波、次に高周波が来たものとでは、スペクトル分布が同じになってしまう。対して、waveletだと場所が解析できるというわけですね。
(某プロジェクトでの問題はここにはありません。上記はあくまでも一般論であります)
さて、まずはHaarのwaveletでいいので、毎度おなじみの、「これなら分かる応用数学教室(2003)」の第7章をチェック。う~ん、分かりやすい!それから、"Numerical Recipes (1992)"の13.10"Wavelet Transforms"もさらいました。
ネットなどもいろいろ探って、なんとなくイメージができたところで、もう少し突っ込みたいと思い、例のごとく、書籍を一冊購入することにしました。早速amazon.comで検索すると、wavelet関連本はたくさんある!こうなると、カギはやはり書評ですね。その中で、何と書評7つ全てが5つ星のものを発見!Lee Fugalという人の、"Conceptual Wavelets in Digital Signal Processing (2009)"というものです。
Wavelet本は、日本語のものもそうですが、数学的に難しいものが多く、以前から困っていましたが、本書の副題は、"An In-Depth, Practical Approach for the Non-Mathematician"です(下線は私)。これは私のための本ですね、"LOOK INSIDE!"も確認して、注文。
本書は、なぜかamazon.co.jpでは引っ掛かってきませんでしたので、もしや私は日本人で購入した最初の人?まさかね。
SIGGRAPH[ASIA]2010 (3)
楽しみですが、例の北朝鮮の砲撃の影響はないのでしょうか。ソウルって、思いのほか国境線に近いですよね。大丈夫かな~
ちなみに、2011年は香港みたいですね。香港はまだ行ったことがありません。映画ではよく街並みを見ますけどね。
立体映像の圧縮方式
先日の立体協ワークショップ(2010年11月25日)でトプコン殿のご講演を聴いていたところ、立体画像のrectificationの話がありました。つまり、2枚の左右画像を、きちんと立体視できるように、アラインメントを整えるわけです。そうすると、たとえば左目画像のある水平線上の点は、右目画像の同じ水平線上に対応点が載るわけです。
以前から考えていたのですが、これを立体映像の圧縮方式に取り入れられないのでしょうか。私見では、立体映像が見づらい大きな原因のひとつに、上下のズレがありますが(特に実写の場合)、この圧縮方式によれば、圧縮した時点で、このようなズレはなくなるわけです。それとも既にMPEG4-MVCに入っている?