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年金協定

日本経済新聞2011年1月29日朝刊一面に、<年金協定>(または<社会保障協定>)のことが書かれてありました。

年金協定とは、「外国で働く日本人や日本で働く外国人の年金に関する取り決めのこと。協定がないと、海外で払う年金保険料は一定期間に達しない限り年金の受給権を得られず、掛け捨てになるのが一般的」ということです(記事より抜粋)。

これで思い出したのが、前職に2005年入社したフランス人R。Rはほどなく私に年金のことを訊いてきました。当時フランスとの年金協定はなく、日本での支払いはほぼ完全に掛け捨てとなったのです。Rはこれを気にしていて、それが理由のすべてではないにしても、結局2008年フランスに戻りました。上記記事によると、フランスとの年金協定は、2007年に締結されたそうです。このような経験をしたので、私はこの問題には興味があるのです。

ちなみに、これまでの年金協定締結国は、以下の12カ国だそうです。

2000年:ドイツ
2001年:英国
2005年:韓国/米国
2007年:ベルギー/フランス
2008年:カナダ
2009年:オーストラリア/オランダ/チェコ
2010年:スペイン/アイルランド

この記事では、インド/中国などとの締結見通しについて報道していますが、こうなってくると、二国間協議の数も、世界的にみると組み合わせの数は膨大になりますね。ですから、それこそ世界統一規格みたいなものがあると、便利ですけどね。でも、なかなかそうはなりそうもないですね。
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第5回湘南国際マラソン顛末記

第5回湘南国際マラソン(2011年1月23日)の顛末記であります。

結果は、4時間38分くらいでした。完走証は後日届くので、正確にはわかりませんが、たぶんこんな感じです。目標は4時間30分でしたから、イマイチでした。

幸い天気には恵まれて、前半はそれこそ調子は良かったのですが、後半がやはり落ちまくって、先日の大阪(2010年11月7日)の二の舞を演じました。この点では進歩なし。でも、5分程度は縮めました。この歳でタイムが縮まるというスポーツは他にはないので、これがやめられないところでしょうか。

地元の人と計6人で参加して、全員完走できました。私のタイムは、6人中5番目でした。一番速かったのはAさんで、何と、3時間30分を切ってしまった!練習で、藤沢から秋葉原まで走るくらいですからね。次は100キロマラソンに挑戦するそうです。

私が走り終わった頃に、前職で一緒に仕事をしたIくんから電話をもらったり(彼は4時間を切ったらしい)、いま一緒に仕事をしているMさんとバッタリ出会ったりと、なかなか楽しい一日でした。夜は藤沢で打ち上げです。みなさんお酒を控えていたようで、ここぞとばかりガンガン飲んでいました。飲み放題880円なり。

ソウルの気温事情

日本バーチャルリアリティ学会のNewsletter 2011年1月号が届いたので、どれどれと見てみると、SIGGRAPH ASIA 2010の参加報告が載っていました。女子美術大学・為ヶ谷先生によるものです。

ソウルはたいそう寒かったのですが、この報告によると、会期中の最低気温がマイナス12度だったそうですね。同じく現地にいらしたW大O先生も、気温がマイナス10度だったとおっしゃっていました。まさにそんな感じでした。

これが正確にはいつなのかは分かりませんが、たぶん雪が降った前後でしょう。この気温は私が経験した、ダントツの最低気温です。これまでは、以前行った札幌でのマイナス4度くらい。

このくらいの気温だと、とにかく顔が痛いです。これは未経験ゾーン。私にとっては異次元の寒さでした。私は元より寒いのは苦手なので、たぶんソウルには住めない...

ソウルの緯度を地図で見ると、日本では福島くらいですけどね。大陸というのは恐ろしいですね。

Conceptual Wavelets in Digital Signal Processing

ふとしたことから購入してしまった、Lee Fugal著、"Conceptual Wavelets in Digital Signal Processing (2009)"は、まださわりしか読んでいませんが、かなりいい雰囲気ですね。

何せ、数式が殆どない!

<数学同好会>創立会員としては、誠に情けない発言ですが、wavelet本は数学的に難しいものが多いと巷でも評判で、私も過去に某書で挫折したことがあります。その点、本書は心配ありません。副題の、"An In-Depth, Practical Approach for the Non-Mathematician"に、偽りはありません(下線は私)。

数式はあまり得意ではないけれど、waveletの意味を知りたいと思っている人や、仕事や研究で直ぐにでもwaveletを使いたいと考えている人には、適書かも知れません。

問題は、価格が高いことと、ハードカバーであること。持ち運びにはかなり不便であります。

CGプログラミング講義 (4)

本日(2011年1月25日)は、M大学非常勤講師の六回めです。全八回。OpenGLを使ったプログラミングが題材です。

私の悩みは、この講義内容は、いわゆるcompatibility profileをベースとしていることです。つまり、旧来のOpenGLですね。これはひとえに、教えやすいということがあります。この講義を受講する前提は、C言語を習得していることだけですから、core profileは敷居が高いと思うのです。

とはいいつつも、core profileが<簡単に>教えられるのであれば、それに越したことはない!ということで、ちょっといろいろと調べています。

たとえば、"OpenGL SuperBible 5th edition (2010)"は、core profileに絞っていることで、注目を集めています。ただ、私も購入したものの、まだ調べきれていません(進捗遅い!)。

DMP殿は、Khronos公認の、OpenGL ESトレーニングコースを開催しています。ESですからもちろんシェーダベースです。つまり、core profileのようなもの。しかしながら、具体的内容は、受講していないのでわかりません。

参考になりそうなのは、SIGGRAPH ASIA 2010のコースで、Dave Shreiner氏がまとめたOpenGL 4.0の概要。これをもう少し詳細に落とせれば、core profileのテキストとなりそうな気もしますね。

ちなみに、私のM大学での講義は、一回が3時間(1.5時間/コマ×2コマ)ですから、合計で24時間です。つまり、ちょうど一日。この時間が、果たしてcore profileの講義に対して、長いか短いのか不明ですが、なんとかまとめられればな~などと思っています。有益な情報をお持ちのかたは、是非お知らせくださいませ。

今後のマラソン予定 (3)

どなたも聞いていませんが、今後のマラソン予定のアップデートです。

1)第5回湘南国際マラソン(神奈川、2011年1月23日、フル)
2)湘南藤沢市民マラソン(神奈川、2011年2月27日、10マイル)

1)は何と!あさってです。かなりヤバいです。目標タイムは、4時間30分です。でも、走ってすぐに、完走目標に切り替える可能性もあります。まあ、気楽にやります。

当日は、地元藤沢の小学校に朝6時に集合して、<有志>7名で車で行くことになりました。この<有志>というのは、元々この小学校でサッカーのコーチをやっていた仲間です。自分の子供がサッカーをやるというので、自らもコーチになったのです。いわゆる<お父さんコーチ>ですね。

どこの小学校でも似たようなものでしょうが、小学校のサッカークラブというのは結構気合が入っていて、週末はそれに忙殺されます。私も6年間はそうでした。それが、子供が中学校にいってしまうと、とたんに週末がヒマになり、なにをしてよいかわからなくなります。私の場合は、たまたま茅ヶ崎のシニアチームから誘われたので、それに入り、走力のなさを痛感して、走り始めたのですが、いきなり走りに目覚めたヒトもいるようです。

それはともかく、後日顛末記を書きます。でも、書きたくないような顛末であれば、書かないかも知れません。

蔘鷄湯

先日、たまたま京急蒲田駅近くの商店街(と言っても飲み屋とラーメン屋ばかり)をうろうろしていたら、韓国料理屋さんがありました。なんとなくメニュを見てみると、蔘鷄湯(サムゲタン)があって、2,500円でした。はあ~、蔘鷄湯ってこんなに高いんですね。日本で殆ど韓国料理屋に入ったことのない私は、知りませんでした。

私が最初に蔘鷄湯を食べたのは、確か2009年10月にソウルへ行ったときでした。S社Iさんなどに連れられて、ミョンドン近くの専門店へ(もしや<高九蔘鷄湯>?)。ここではお客さんは誰もが蔘鷄湯を食べるのです。鶏は黒く、見るからに高級そうなヤツでした。でも、値段はたいしたものではなかったような気がします(忘れた)。

昨年(2010年)末、SIGGRAPH ASIA 2010でソウルに出向いたとき、食べ物を物色していて、蔘鷄湯の写真が貼ってあるレストランを見つけました。2009年のことを思い出して、入ってみました。鶏は黒と白がありましたが、安い方の白にしました。それでも1,000円程度。韓国料理にしては高めですね。

その後、やはり同じ店で、今度は黒いヤツを頼みました。これは、1,300円程度。これで病みつきになり、帰りの金浦空港のフードコートでも頼んでしまった。つまり、五日間で三度食べた。

このような経験をすると、京急蒲田の2,500円はちょっと高いカモ~!でも、ちゃんとメニュを見たわけではないので、もしかしたら、二人前だったのかも知れません。

3D映画を3DTVで観るとすると

先日(2011年1月12日)の<3D映像演出会議>にて、喋りたい人が多い中、奥ゆかしい私も少しだけ喋らせてもらいました。「3D映画を3DTVで観るときの視差調整問題」についてです。

本BLOGでも、このテーマは何度か取り上げました。私の結論は、「3D映画で良好な立体視が得られたとき、それをそのまま3DTVで観ると、視距離をディスプレイサイズに比例させて縮めたとしても、立体感は減退する(=オブジェはフラット側に歪む)」ということです。いろいろと計算をして、示したつもりです。

これの解決策は、3DTVで観るときに、適切に左右映像を水平シフトさせる、というものです。こうすると、仮想ディスプレイ面(=視差がゼロとなる面)は変化しますが、立体感は保存される(=球は球に見える)はずです。ちなみに、この主張は私のオリジナルではありません。経緯は、私の旧BLOGの、以下のふたつのコラムをご覧くださいませ。

http://kanouy3dinc.blog129.fc2.com/blog-entry-1116.html
http://kanouy3dinc.blog129.fc2.com/blog-entry-1124.html

さて、この会議にて、SIGGRAPH ASIA 2010でのDisneyさんのコメントも引用して、のたまったところ、会議終了後、オブザーバとして参加されていた、ウェルツアニメーションスタジオ・宮島さん(S3Dスーパーバイザー)が、私の主張(というか、元々は受け売り)を支持してくださいました。ちなみに、ウェルツさんは、3D映像制作を専門とする会社です。

これに気を良くした私は、何とかこれを確認したいのです。未だに机上の空論ですからね。どなたか、ご協力いただけませんか~

フーリエ変換の謎

某プロジェクトで、「畳み込み積分のフーリエ変換は、各関数のフーリエ変換の積に等しい」という定理を使うものがありました。いわゆる"convolution theorem"で、この定理により、フーリエ変換というのは極めて強力なのでした。

ところで、ここでの関数自体は、あまりフーリエ変換になじまないものでした。なぜって、外観は一見して、調和関数の和で簡単に表されるようなものではないからです。むしろ、waveletなどになじみそうなものなので、wavelet変換でもconvolution theoremが成り立つか知りたい!と思うのは自然な流れ。でも、少し調べてみたものの、よくわかりませんでした。

ではなぜ、フーリエ変換で、convolution theoremが成り立つのでしょうか?というわけで、元々の計算に立ち返りました。以下、金谷先生「これなら分かる応用数学教室(2003)」、93ページからの引用です。

∫f(t)*g(t)e-iwtdt (畳み込み積分のフーリエ変換)
=∫(∫f(s)g(t-s)ds)e-iwtdt (畳み込み積分の定義を挿入)
=∫f(s)(∫g(t-s)e-iwtdt)ds (sを外に出した)
=∫f(s)(∫g(t')e-iw(t'+s)dt')ds (変数変換t'=t-s)
=∫f(s)(∫g(t')e-iwt'dt')e-iwsds (eを分離→ここがミソ)
=(∫f(s)e-iwsds)(∫g(t')e-iwt'dt')
=F(w)G(w)

つまり、指数関数の脅威的性質(和が積となる)により、convolution theoremが成り立っているのでした。ということで、waveletだと難しい?ウ~ン、ここは<数学同好会>の助けが必要かも...

小学校の友人

前職のロシア人IGと、新年会がてら飲みに行くことになり、場所を考えていたら、彼の現在の職場(蒲田)近くに、私の小学校の友人Mくんがそば屋をやっていることを思い出しました。というわけで、京急蒲田駅西口で待ち合わせをして、徒歩10分、東側の住宅街の中で、人気のないところです。こんな場所で商売になるのだろうか?

私は小学校は東京・杉並区でしたが、Mくんのお父さんは、そこでラーメン屋をやっていました。私はよくタダで食べさせて貰っていた。確か、ラーメンは60円だったと思います。

Mくんのお店は、何年も前に1度行ったきりです。どれどれとIGと入ると、ご夫婦でやっていました。Mくんが調理をして、奥さんがお客さん対応です。

ついついくつろいでしまって、熱燗を何本も頼んで、料理も一品モノ(鳥唐/アジフライ/おでん、など)をいろいろ注文し、ヘタな英語でたわいもないことを喋っていたら、娘さんがそばにいらっしゃる。中学三年生とのことです。Mくん曰く、娘さんは英語に興味があって、将来は英語を使える仕事が希望だそうです。IGはこういうところはちゃんと気をきかせてくれて、彼女にいろいろと英語で話しかけていました。

何の計画性もない飲み会でしたが、ちょっとおもしろかったです。

3D映像の演出

先日(2011年1月12日)、「3D映像の演出に関してのご意見を伺いする会合」というのに、羽倉さんから誘われて行ってまいりました。早稲田大学・高等研究所(西早稲田)にて。よくわかりませんが、経済産業省系のプロジェクト関連みたいですね。

座談会のような形式で2時間、参加者は11名です。趣旨のとおり、<3D映像の演出>がテーマです。ですから、殆どの参加者は、コンテンツ系のバックグラウンド(3D映画監督/3D映像制作、など)です。技術者上がりってもしや私だけ?話が合うのかな~などと、最初はちょっと不安。

でも、結果的には、この類の会合では、もっとも面白かったです。理由は、みなさん実際に3D映像を真剣に作っている!それから、特に固有の組織を背負っているわけではないので、言いたくても言えないことがないのです。ですからみなさん、言いたいことが多くて、2時間があっという間に過ぎました。

私もいろいろとテーマを考えていったのですが、思いのほか、コンテンツ系の人たちと共通したテーマだったのにはビックリしました。たとえば、<平行法と交差法>、<ディスプレイサイズの違いへの対応>、<奥行き立体や如何に>、などなどでした。

数学同好会

これまで何度か本BLOGに登場した<数学同好会>ですが、その実態や如何に?ちょっと紹介しておきます。期待されないよう...

発端は、私のBLOGでたまに数学の話題が出ているのを、知り合いの保険会社Yさんが、IT会社社長Oさんに伝えたことがきっかけです。OさんはK大数学科卒で、気合十分!そのあと、それぞれが知り合いを誘って、現在は以下のメンバです。

・保険会社Yさん
・IT会社社長Oさん
・IT会社社長Tさん
・フリーアナウンサーDさん(女性!)
・H大数学科K先生(数学基礎論)
・大人向け数学専門塾代表Hさん(マスコミにも登場!)
・私...

<同好会>とは言え、数学でメシを食っている人が、少なくともおふたり(K先生/Hさん)いらっしゃいますから、それ以上のものかも知れません。非定期的に勉強会(=飲み会)を開くのですが、最初は数学の話はするものの、酔っぱらってくると、非数学(=政治や経済など)の話も多いです。参加ご希望の方はご連絡ください。数学が好きなことが、唯一の条件です。

Hexiamonds

年末の<数学同好会>忘年会で、<プラパズル>の話題が出ました。知る人ぞ知る、天洋さんという会社(今はテンヨーさん)が発売していたパズルの一種で、面積の等しいさまざまな図形を、ある領域にはめ込む、というもの。たくさんの組み合わせ方があるのがミソです。私は小学校の頃、<プラパズル No.6>にハマり、一時は自宅ではこればかりやっていた記憶があります。そのあと、大学生のときに再度ハマり(よほどヒマだった?)、社会人になってからも少しやっていました。

Googleで、"Hexiamonds"と検索すると、日本語サイトで最初に出てくるところに、Hexiamondsに関する説明があります。<プラパズル No.6>は、専門的にはHexiamondsというらしいのですが、ここの記述によると、このパズルは、5,885通りの組み合わせがあるそうですね。私がこれを買ったときは、<5,000通り以上の組み合わせがある>などと書かれてあって、正確な組み合わせの数はわからなかったような気がします。私は自分が発見した組み合わせを全て記録していて、いままでに1,999通り見つけました。この時点で、ほぼ飽和状態になってしまったのですが、まだ倍以上の組み合わせがあるんですね。気が遠くなりそうですが、老後に再チャレンジしようかな。

"Wolfram MathWorld"の、Hexiamondsの説明によると、Hexiamondsを構成する12種類の図形には、それぞれ名前が付いているそうです。ハマったときに知っていれば、より愛着が湧いたかも知れません。

視差角の謎 (2)

先日(2010年11月4日)の、本BLOG表題のコラムにて、コメントをいただきましたが、私の回答はきちんとしたものではありませんでした。従いまして、備忘録としてここに回答を書いておきます。

さて、ご質問は、視差角の(近似)計算式、

θ'-θ=ε/D --- (1)

は、以下の式、

θ'-θ=tan^{-1}(ε/D) --- (2)

ではないか、とのコメントでした。コメントをくださった方、どうもありがとうございました。

さて、式(2)を書き換えます。

tan(θ'-θ)=ε/D --- (3)

式(3)の近似も式(1)になりますから、その意味では、式(3)が正しいということはあり得ますが、私の計算と違うので、式(3)は正しくないはずです。これを証明したいわけです。

しかし...30分くらい考えたのですが、私の能力では、式(3)が正しくないことが証明できない!しかたがないので、

d=ε/2 --- (4)

という条件下で、証明することにしました。これは、ディスプレイ上の視差と、両眼間隔が同じであるという特殊な状況で、図としても、錯角の法則など、いろいろと基本的な定理が使えます。この場合、立体像は、ディスプレイと視点のちょうど真ん中に定位される、ということですね。この特殊な状況で、式(3)が正しくないということになれば、一般的な状況でも正しくないということであります。ノーテーションは、前回のBLOGをご覧ください。

さて、式(4)の状況で、式(3)が正しいとすれば、図を書いてみると、以下の式が成り立つことがわかります。

θ'-θ=θ'/2 --- (5)

あるいは、

θ'=2θ --- (6)

さらには、角度θ'/2の点を頂点にもつ三角形の底辺の中点から、その頂点に線分を引き、その角を二分すると、その一方の角度は、θ/2であることもわかります。すると、式(6)から、二分されたもう一方の角度もθ/2となります。でも、一般に、このような角の二分割は、二等分とはなりません。これは矛盾なので、式(3)が間違っている、ということになります。いわゆる、背理法ですね。

私よりも能力のある人であれば、式(3)の誤りを、一般的な状況で示せると思うのですが、私は子供の頃から図形ものに弱く、補助線なども全く引けなかったのでした。この類の才能がないのです。

しかし、全く図を使わずに、このような記述をしても、どなたもフォローされたくないと思います。あくまでも私の備忘録ということで、ご容赦のほどを...

Parallel, NOT Toed in!

SIGGRAPH ASIA 2010のコース、"Stereoscopy From XY to Z"のプレゼン資料のありかを、当地で偶然、一緒にコースを聴いた、Tさんに教えてもらいました。DVDにもウェブにもリンクがなかったので、もしや配布不可能なのかな~などと思っていたのです。Tさん、ありがとうございました!

さて、いろいろと有益な(どちらかと言うと基本的な)情報が詰まった資料です。この中で、ひとつだけ<標語>を挙げるとすれば、"Parallel, NOT Toed in!"でしょうか。つまり、二つのカメラの光軸は平行にすべし、ということです。CGではこのことは久しく常識なのですが、いまでもたまに輻輳角を付けるやり方が、オプションとして紹介されることがあります。これはオプションどころか、NGなのです。私が言っても聴かない人も、このコースの講師、NVIDIAとDISNEYの方がおっしゃるのですから、これは疑問の余地なし!

ところで、講師の方はCG専門(リアルタイム系/映画系)です。ここで私が疑問に思うのは、実写の場合はどうなのか、ということ。既にバイブルと化しつつある、Mendiburu氏の"3D Movie Making (2009)"には、実写についてもparallelで行くべし、と(暗に)書かれていますが、市販のステレオカメラには、輻輳角を制御すると見受けられるものがありますよね。それとも、これは実際にはレンズシフトをしているのでしょうか。このあたりの実態が、未だにわからないのであります。

その英語、ネイティブにはこう聞こえます

昨日(2011年1月5日)、横浜・JR桜木町駅で人と待ち合わせしている際、ちょっと本屋さんに入ってみると、「その英語、ネイティブにはこう聞こえます SELECT (2008)」という本が積んでありました。もう英語の上達が見込めない私にとっては(TOEIC900点狙いは挫折気味...)、後は正しい言い回しとか、そういうのをひとつひとつ覚えるくらいしか策がないので、試しに買ってみました。あとでわかりましたが、同著者(David Thayne/小池信孝)の、さまざまな似たような本があるみたいですね。

さて、本書をパラパラと見た限りでは、私の英語はかなり間違っていますね。たとえば、「あれと同じ料理が欲しいのですが」の英語として、"Can I have the same dish as that one?"というのが載っていて、まさに私は言いそうです。でも、これは間違い。正しくは、"Can I have what he's having?"、または、"I'd like the same thing he's having."だそうです。

あるいは、「そこへの行き方を教えてください」の間違い英語は、"Could you please tell me how to get there?"。これは正確には間違いではなく、通じはするものの、あまりに<仰々しい>らしいです。しかるに、この文章は、私は実際に何度も使ったことがある。正しくは、"How do you get there?"、または、"What's the best way to get there?"だそうです。後者は併用しましたから、少しは救われた?

むむむ...しかし、通じればよいと思っている私にとっては、この本はレベルが高いです。だいたい、間違っている文章と正しい文章を覚えても、あとからどちらが正しいか、わからなくなりかねません。

amazonの書評でも評価は割れていて、確かに、こんなに細かくやる必要あるの?とも思ってしまいます。でも、日本語を少し話す外人さんの日本語で、おかしな文章を聞くとやはり違和感はありますから、正しく聞こえる英語を覚えるに越したことはありませんね。

走り初め (2)

今年の走り初めは、2011年1月2日の月例湘南マラソンでした。通算で41回目です。今回も20キロでエントリ。天気は快晴で、富士山の眺めが素晴らしい!

23日の第5回湘南国際マラソンに向けての、最後のちゃんとした?走りです。でも、少し前に風邪をひきましたからね。調子はあまり良くないです。

さて、前半は無難に走りました。折り返した後半に、若い女性が多少早いペースで追い抜いていったので、ダメ元でついて行きました。たぶんキロ5分くらいのスピードですね。しばらくは頑張りましたが、やはりダメで、苦労して追い抜いた人々に、最後はどんどん抜かれるハメに...タイムは106分くらいでした。あのペースで走りきれると、100分を切れるんでしょうね。

ところで、月例湘南では、40回参加すると、走っているときの写真がパネルとなってプレゼントされるのですが、段取りがよくわかりませんでした。しかるに、写真は自宅に丁寧に届けられました!白黒で、少し前に撮影されたものですね。そういえば、以前撮られたような気が...

新年のご挨拶

あけましておめでとうございます。本年(2011年)もよろしくお願い申し上げます。

年末年始は、30日まで出ていましたが、31日は家の掃除を(少しだけ)して、1日は各々の実家(藤沢/鎌倉)に出向きました。2日は月例湘南マラソン20キロで初走り、2-3日は、箱根駅伝観戦(テレビ+現地)であります。

たまたま、「JINー仁ー」という2009年にやったテレビドラマの一挙放送があったので、それも観ました。話題になったのは知っていましたが、私はそのときは観なかった。これは面白いですね。今年4月から完結編が始まるそうです。
プロフィール

加納裕(かのうゆたか)

Author:加納裕(かのうゆたか)


[略歴]
1983年3月東京工業大学工学部機械物理工学科卒業
1983年4月(株)図研入社
1987年1月同社退社
1987年2月(株)ソリッドレイ研究所を6名で設立、取締役
1994年3月同社退社
1994年4月(株)スリーディー入社
1996年10月同社取締役
1999年12月上海大学兼務教授
2002年10月同社代表取締役
2009年9月ものつくり大学非常勤講師~現在
2009年10月同社代表退任/退社
2010年1月ソフトキューブ(株)入社~現在(技術顧問)
2017年4月湘南工科大学非常勤講師~現在


[業界団体・学会活動]
電気学会・第三期次世代インタラクティブディスプレイ協同研究委員会(幹事)/最先端表現技術利用推進協会・アカデミック部会(旧:三次元映像のフォーラム)(副部会長)/日本バーチャルリアリティ学会ハプティクス研究委員会(委員)/ACM・SIGGRAPH(Professional Member)/情報処理学会(正会員、CVIM会員)/3Dコンソーシアム(賛助会員)/3DBiz研究会(個人賛助会員)/URCF(特別会員)

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前職:立体映像産業推進協議会(幹事)/日本バーチャルリアリティ学会・論文委員会(委員)


[資格]
TOEIC805点
数学検定1級(数理技能)
中型・普自二免許
サッカー4級審判員

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