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立体協3D映像セミナー (2)

本日(2012年2月29日)は、立体協3D映像セミナーです。あいにくの雪ですが、奮ってご参加ください!以下、会員あてメール(の抜粋)です。

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立体協会員各位

当セミナーは、最新の3D映像を実際に上映しながら、その作品の紹介や制作秘話をお伺いしています。
今回は、TV-CMやPV、プロダクトデザイン等幅広く活躍されている森野和馬氏と荒井順平氏をお迎えして、近作の3D作品を上映し、その制作のご苦労をお伺いすると共にそれ以外にも貴重な作品をいくつか見せていただこうと思います。

※当日飛び入り参加も可能です!「あ。時間できた。いけるかも!」という時は、ぜひ直接会場へいらしてください。

●日時:2月29日(水)13:30~17:30
●会場:パナソニック(株) AVCネットワークス社 デジタルソフトラボ
    http://panasonic.co.jp/snc/pvi/access/tokyo.html
    (東京モノレール/りんかい線 天王洲アイル駅から徒歩7分)

●スケジュール
 13:30〜14:15 川島正裕様(パナソニック(株)AVCネットワークス社)3D製品、3Dコンテンツの紹介

 14:20〜15:20 荒井順平様(ALILE ENGINEERS,INC.)
 昨年の10月、大阪の映像制作グループ有志が結集し、パナソニックの3D 2眼式カメラAG-3DA1を使用して制作した3D実験映像をご紹介します。制作の趣旨や舞台裏などをお話していただきます。

 15:30〜17:30 森野和馬様作品上映、作品制作にまつわるお話、座談会
 2010年東京都現代美術館で上映された「DAWN」,「BUILD」そして最新作「PEACH」彼の独特の感性による映像と3Dへの挑戦のお話をしていただきます。それ以外にも初期のシーグラフへの出品作品などもご紹介します。

 18:00〜    交流会(参加費:1人2,500円)新馬場のひものや

●参加費:立体協会員 無料
非会員参加費 3,000円
 ※ただし、当日5,000円をお支払いただければ、当日より個人会員として立体協入会、2011年度分年会費として徴収させていただきます。

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Multiple View Geometry in Computer Vision

最近仕事で、画像処理系、特に3D復元系の話が増えてきました!

お客さんとの打ち合わせ前に、ちょっとおさらい。もちろん、"Multiple View Geometry in Computer Vision 2nd edition (2004)"です。定番&バイブルであります。

でも、これは既に、出版後10年を経過しようとしていますね。そろそろ、アップデートの必要はないのでしょうか?

Klein氏によるPTAMの2007年論文をパラパラと見ていたら、"5-point algorithm"というのに眼がとまりました。PTAMでは初期化フェーズで、最初の3Dマップを作るのですが、これに"5-point algorithm"を使っている、とのことでした。然るに、"8-point algorithm"というのはよく聞きますが、"5-point algorithm"というのは、私にはもしや初めて?

気になって、"5-point algorithm"の出所を調べてみたら、2004年に効率的な計算手法が開発されたそうです。"Multiple View Geometry..."には、"5-point algorithm"は載っていませんが、出版後に発表された手法だからですね。PTAM論文で引用しているものも、2006年のでした。

"5-point algorithm"は、基礎行列F(fundamental matirx)の特殊ケースである、基本行列E(essential matrix)を計算するためのものですが、行列Eの自由度(=5)を勘案して、より少ない対応点で計算できるのが長所みたいですね。その他にも、便利なことがあるようです。詳しくは、情報処理学会研究報告「多視点3次元復元の研究動向」(Vol.2011-CVIM-176 No.1)をご覧ください。

というわけで、"Multiple View Geometry..."出版の後も、いろいろと進展があるみたいです(当たり前か)。だから、そろそろアップデート?

立体協3D映像セミナー

以下の要領で、立体協では「3D映像セミナー」を開催いたします。ぜひご参加ください。私もまいります。以下、会員向け案内メールです。

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このたび、以下日程にて立体協「3D映像セミナー」を開催いたします。 昨年より立体協主催の3D映像セミナーも3回を迎えました。 当セミナーは最新の3D映像を実際に上映しながらその作品の紹介や制作秘話をお伺いしています。 今回は、TV-CMやPV、プロダクトデザイン等幅広く活躍されている森野和馬氏と荒井順平氏をお迎えして、近作の3D作品を上映し、その制作のご苦労をお伺いすると共にそれ以外にも貴重な作品をいくつか見せていただこうと思います。ふるってご参加ください。 参加のお申し込みは文末返信フォームにて【2月27日(月)】までに事務局 喜多(n.kita@adcom-media.co.jp)までご連絡いただくようお願い申し上げます。

●日時:2月29日(水)13:30~17:30
●会場:パナソニック映像(株) パナソニックデジタルラボ http://panasonic.co.jp/snc/pvi/access/tokyo.html (東京モノレール/りんかい線 天王洲アイル駅から徒歩7分)

●スケジュール
13:30~14:30 パナソニック映像(株) 製品紹介

14:30~15:30 荒井順平様(ALILE ENGINEERS,INC.)
【荒井順平様】昨年の10月、大阪の映像制作グループ有志が結集し、パナソニックの3D 2眼式カメラ AG-3DA1を使用して制作した3D実験映像をご紹介します。制作の趣旨や舞台裏などをお話していただきます。

15:30~17:30 森野様作品上映、作品制作にまつわるお話、座談会
【森野和馬様】3DフルCG作品一挙上映 2010年東京都現代美術館で上映された「DAWN」,「BUILD」そして最新作「PEACH」彼の独特の感性による映像と3Dへの挑戦のお話をしていただきます。それ以外にも初期のシーグラフへの出品作品などもご紹介します。

18:00~ 交流会(参加費:1人2,000円~3,000円程度を予定)

●参加費:立体協会員 無料 非会員参加費 3,000円 ※ただし、当日5,000円をお支払いただければ、当日より個人会員として 立体協入会、2011年度分年会費として徴収させていただきます。

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3Dコンソーシアム平成24年度通常総会

本日(2012年2月24日)は、3Dコンソーシアム「平成24年度通常総会」に参加いたします。私は賛助会員なので、通常総会/総会講演会/会員懇親会、全て参加します。

講演会のプログラムは、以下の通りです(3DコンソーシアムHPより引用)。

14:00~14:40 「ゲーム開発におけるS3D安全・快適ガイドライン作成と情報共有の事例」
【講師】石井 源久 氏/株式会社バンダイナムコゲームス 開発スタジオ アドバンストテクノロジディビジョン 技術部 開発サポート課 シニアプログラマ
【概要】この2年ほどの間に、立体視対応携帯型ゲーム機・スマートフォンの発売や、既出の据え置き型ゲーム機の立体視(HDMI1.4のFrame Packing 3D出力)対応が相次ぎ、ゲーム業界における立体視の扱いは転機を迎えました。「高速な描画」というコンテンツ上の特徴、「迅速な開発工程」という制作上の特徴があるゲーム開発において、立体視の快適性に関わるガイドラインを如何に浸透させていくかを、実経験から解説します。

14:45~15:25 「スカパーの3D制作と技術・業界動向」
【講師】今井 豊 氏/スカパーJSAT株式会社 ブラットフォームサービス部 サービス担当主幹
【概要】スカパーにおける3D放送の現状および安全面での制作技術の紹介。

15:55~16:35 「パナソニックの3D普及拡大への取組み、最新状況」
【講師】:川島 正裕 氏/パナソニック株式会社 AVCネットワークス社 技術統括センター 高臨場感AV開発センター 3D推進・デジタルソフトラボ担当 参事
【概要】3Dテレビ、撮影制作機器、安全快適で魅力ある3Dコンテンツの普及推進活動、ロンドン五輪への取組みなどの最新状況をご紹介します。

16:40~17:20 「3Dエンターテインメントの最新状況」
【講師】中田 吉秋 氏/ソニー株式会社 3D&BDプロジェクトマネジメントオフィス 3D戦略室 担当部長
【概要】ソニーは映画、TVコンテンツ、3D専門チャンネルの3net、プレーステーション3の3Dゲーム、放送機器、劇場用の3Dプロジェクター、民生機器とコンテンツ、制作からディスプレーまで総合的に全社あげて3Dを推進しております。3Dエンターテインメントの最新の状況についてご紹介いたします。 ※3D上映予定

日本のゆく末 (3)

IT事情から少し離れて、雇用について考えてみましょう。

いま雇用がないと言われます。特に新卒の雇用が厳しいとの一般認識がありますね。息子は大学生なので、当家もそろそろ他人事ではなくなります。

さて、私が思うに、雇用がない理由は三つあります。

ひとつは、絶対的に雇用が減っている、ということです。ITのおかげで、事務処理のかなりの部分は効率化が進んでいるので、雇用がなくなっているのは当たり前です。一方では、国内の高コスト体質により、工場は海外移転が進んでいますが、この場合の採用は現地ですから、国内雇用は生まれません。となると、国内に新しい産業を興すことが必要なのですが、こういうのは日本は弱いですね。これはもう、構造的というか、文化的というか、かなり根深い問題と思います。簡単には解決できない。

二つめは、日本の雇用事情にあります。つまり、既に正社員のひとは、経営側は相応の理由がない限りは、辞めさせられない、という法的事情。日本は、雇用が手厚く保護されている、世界でも有数の国ですが(OECDが勧告している)、これが行き過ぎると、人の循環がなくなり、結局いま割を食っているのが新卒、というわけです。

三つめですが、企業がグローバル化してくると、採用は特に日本人でなくてもよい。というか、日本人でないほうが、語学能力などで、好都合な場合があります。いま、主にアジア地区から優秀な学生さんがたくさん来ていますから、グローバル企業は、そのような人を進んで採用するわけですね。これは、競争力の問題。

私の息子には、何十社も面接して、落ちまくるような無駄なことはやめて、もしもそうなりそうだったら、中国などに行け、と言っています。第二外国語の選択では、中国語を勧めました。親の言うことは、基本的には聞きませんが、このアドバイスはどうも聞いたみたいです。英語は既に当たり前としても、さらに中国語が多少ともできれば、まあ、なんとか生きていけるのではないか、ということです。

東京マラソン2012

この週末(2012年2月26日)、東京マラソン2012を走ります。初めて申し込んで、幸運にも当選しました!

当日あたふたするのがイヤなので、新宿付近(東京都庁がスタート)に前泊します。前日に受付でビッグサイト(ここがゴール)に行かなければならないので、ちょうどよいかも知れません。

ところで、Facebookが縁なのですが、前日、中学三年のときの同窓会に顔を出すことになりました。私は中学三年の三学期に、鹿児島市から東京都杉並区に転校したので、このクラスは数か月しかいませんでした。それでも、誘ってくれるのはありがたいです。何十年ぶりでしょう?再会がちょっと恐ろしいです。たぶん、顔の見分けがつかないでしょうね。

飲み放題だそうですが、もちろん飲めませんし、食べ物も限定されます。というわけで、幹事のNくんには、とりあえずは欠席でお願いして、時間内に適当に顔を出すことにしました。場所は、当時の地元、荻窪です。

インターンシップ (2)

本日(2012年2月21日)は、豊橋技術科学大学・金澤靖先生が当社守口にいらっしゃいます。インターンシップの視察?です。そのあとは食事会。

インターンシップは、今週金曜日(2月24日)に終了予定です。Nさん、お疲れさまでした!

フランスの研究者事情

先日(2012年2月16日)、最近知り合ったフランス人技術者Y氏と、東京駅構内のよく行く飲み屋街で、過ごしていました。他には当社から二名(Fさん/Nくん)、M氏、Y氏の奥様(日本人)、です。多彩な顔ぶれ?飲み屋とはいえ、一応打ち合わせです。だって、適当な場所がありませんからね。

Y氏は私と隣なので、いろいろと話をしました。彼は画像処理分野で研究レベルのことができる、優秀なソフトウェア技術者なのですが、一度きちんとした研究職に就こうとしたらしく、ドイツはベルリンまで行ったそうです。

え、なぜドイツ?理由を訊くと、「フランスでは研究者は職がない」とのこと。フランスでは、研究者の失業率がかなり高いみたいです。

これで思い出したのですが、かなり前、フランスで、研究者が軒並み任期付きとなった、というニュースが流れました。これに、研究者がかなり抗議していたようですね。それからどうなったのか、知りませんでしたが、Y氏の話を聞く限り、状況は改善されていないようです。「INRIAみたいなのもあるでしょ」なんて訊いても、乗ってこない。フランスの研究者事情は暗い?

じゃあ日本では?私は、フランス人で技術者から某国研に行って、ドクターを獲った人を知っているので、訊いてみたら、「日本語を覚えないと~」。やはり日本語の壁は厚い?奥様とはフランス語で会話されるようなので、国際結婚も、あまり日本語の上達には寄与しないみたいですね。

KITE (2)

KITE (Khronos Institute of Training & Education) のミーティングが、2012年5月に東京と大阪であります。Khronos日本代表・河西さんからの情報。

開催日程は次のとおりです(時間は最終決定ではありません)。

5月8日(火)、13:00~15:00
大阪ヒルトン

5月9日(水)、13:00~15:00
小田急ホテル・センチュリー・サザンタワー

大学や専門学校などで、OpenGL教育に携わっている方々には、ぜひご参加ください、とのことです。私はまずは、大阪のほうに参加する予定です。でも、元々首都圏が地元なので、可能であれば、両方に参加するかも知れません。

日本のゆく末 (2)

日本がITに舵を切ることは、遅くはないかも知れませんが、、、

少なくとも、Facebookのような企業は、日本では生まれないでしょうね。私のFacebookに関する知識は、「フェイスブック-若き天才の野望(2011)」(原書は"The facebook Effect (2010)")ですが、このようなことは日本では起こり得ないと思います。日本のどこが、まだ一銭も稼いでいない企業に、巨額の出資をするのでしょうか。

ただ、Microsoftの時代には、このようなことはなかったので(Microsoftはソフト販売でちゃんと稼いだ)、アメリカに限らず、ITビジネスの仕組みが変わった、ということでしょうか。Facebookの収益は殆どが広告ですが、これは最初にGoogleが始めました。上記本によると、Facebookで広告事業を立ち上げた人(女性)は、その前はGoogleにいらしたそうです。

横道にそれました。ところで、ITで成功している国と言えば、インド?

インドは、元々農業国だったのが、製造業をskipして、いきなりIT国家に名乗りをあげました。これは、国家戦略です。ここでのキーは英語ですね。インドは、元々イギリスの植民地だったこともあって、少なくともITにかかわっているインテリ層は、例外なく英語ができます。ごくごく小さなスタートアップ企業でも、大きな困難なく、アメリカやヨーロッパから仕事を獲るのには驚きます。対して、日本のIT企業の市場は、かなり大手であっても、基本はdomesticですね。

ただ、英語ができれば、日本のIT企業も海外受注ができるのかというと、それはよくわかりません。別の要素もあるかもしれません。例えば、日本独特の商習慣は大きいかも知れませんね。それから、なぜ海外受注など、面倒くさいことをやるのか、ということもありそうです。要するに、ここでもガラパゴス化しているわけです。

健康診断 (2)

先日(2012年2月1日)の健康診断結果が、郵送されてきました。

17項目の結果は、全て"A"でした!コメントは、「特定保健指導非対象です。今後も健康管理に努めてください」というもの。

若いころにはあったのかも知れませんが、この歳でこの結果はちょっと嬉しいです。健康に悪いことはやっていないので、まあ、当たり前といえばそうですが。

と、ここまで書いていて、最近発覚したことがあります。それは、1月29日のフットサルで、肋骨を折っていたこと。そういえば、健康診断のレントゲン写真で、それらしきものが写っていました。お医者さんは、過去の何かでしょう、などとおっしゃっていましたが、私もそのときは、まさか折れていたとは思いませんでした。私がそのときに何か言っていれば、違ったコメントをもらえたと思います。

でもまあ、肋骨はすぐに直るので、健康であることには変わりありません!

両眼単眼視

三次元的な構成の絵画は、両眼で見るよりも、単眼で見たほうが、立体感が出ることはよく知られています。理由ですが、両眼で見ると、立体視による三角測量の原理が働き、平面が同定されてしまうことによります。対して、単眼であれば、単眼での奥行き手がかりのみが機能しますので、結果的に立体に見える。単眼なので、平面は同定されません。ここまでは既知です。

私は美術館などに行くと、必ず片目で見るようにします。上記の理由によりますが、三次元的構成が崩れている絵はよくあって、その場合には、臨場感は薄れます。たまにですが、完璧な三次元構成の絵があって、このような絵は片目で見ると素晴らしく写ります。

でも、片目で見るって、ちょっと不便...視域が狭まりますし、第一不自然です。ここはぜひ、両眼で見たいところ。

両眼で同じ絵を見ることは、さまざまな方法で可能です。例えば、ステレオスコープのようなもので、両眼に同じ絵を入れてやればよろしい。双眼鏡のようなものでも、見るところを一か所にして、内部で両眼に同じ絵を提示させることは、単純な光学系で可能と思います。

でも、これらの方法だと、三角測量の原理が働きますよね...

なんとか、ヒトの三角測量の回路を切ってやって、両眼に同じ絵を入力させることはできないのでしょうか。これができれば、立体ディスプレイになりますね。脅威的アドバンテージとしては、コンテンツは普通のものでよいことです。以上、タワゴトでした。

Introduction to Algorithms

ある技術文書を調べていたら、アルゴリズムの参考書籍として、"Introduction to Algorithms"が挙げられていました。MIT Pressによる大著です。最新は三版で、出版は2009年です。この類の書籍は、私にはかなりのご無沙汰です。

私は遥か昔、社会人になったころ、アルゴリズムの基本を独学で勉強しました。その当時定番の、「アルゴリズムの設計と解析(1977)」(これは難しかった!)や、類似本をいろいろと読みました(Knuth本は遠慮した)。仕事に非常に役に立ちましたね。

重要な話題はさまざまありますが、ひとつ挙げるとすれば、<計算量の理論>でしょうか。もう15年以上前、私が社内教育をしていたとき、さまざまな資料を作りましたが、<アルゴリズム>というテーマもやりました。その中で、バブルソートとクイックソートの実行時間を比較して、計算量を実体験する、ということをやりました。周知のように、バブルソートの計算量は、O(n2)、クイックソートは、O(nlog2n)です。

さて、結果は如何に?当時の遅いマシン(当時流行ったMIPS系)なので、両者の相対値のみ比較してください。

n = 100のとき:
>バブルソート:0.01秒以下(測定不能)
>クイックソート:0.01秒以下(測定不能)

n = 1,000のとき:
>バブルソート:0.13秒
>クイックソート:0.01秒以下(測定不能)

n = 10,000のとき:
>バブルソート:13.39秒
>クイックソート:0.05秒

n = 100,000のとき:
>バブルソート:1,391.81秒
>クイックソート:0.62秒

サイズが増えるに従い、恐ろしい違いになります。これが<計算量の理論>の帰結です。これを見るとわかるように、logというのは脅威的で、ほぼ定数になります。ですから、アルゴリズムの設計においては、如何にlogを登場させるかが重要です。これが、<再帰呼び出し>とか<木構造>が重宝される理由ですね。

さて、本書ですが、高価ですし分厚いので、購入はためらっていますが、久しぶりにこのようなテーマをパラパラと見るのもよいかも知れません。

今後のマラソン予定 (8)

マラソン予定をアップデートいたしました(しつこい)。

1)東京マラソン2012(東京、2012年2月26日、フル)
2)第30回三浦国際市民マラソン(神奈川、2012年3月4日、ハーフ)
3)第22回かすみがうらマラソン(茨城、2012年4月15日、10マイル)
4)軽井沢ハーフマラソン2012(長野、2012年5月20日、ハーフ)
5)第11回さくらんぼマラソン(山形、2012年6月10日、ハーフ)

既に5回の計画があります!全て前泊。

1)はひとりですが、2)~5)は連れと一緒です。一泊二日なので、これはもう旅行ですね。しかも健康的な!前日飲めないのがちょっと残念ですが...。子供はふたりいますが、上は成人して、下もそれに近いようなものなので、週末も家を空けられます。逆に、空けた方が邪魔じゃなくてよい?

4)は、<数学同好会>落合さんも、参加される予定です。

日本のゆく末

先日、アメリカ大手IT企業六社の10-12月期(Q4)決算が発表された、とのニュースが流れました。大手六社とは、Intel、Apple、IBM、Google、Microsoft、Yahoo!、だったと思います。この中で、Microsoftを除けば、いずれも四半期ベースで過去最高を更新した、とのことでした。うろ覚えなので、正確にはニュースソースをご確認ください。

しかし、この六社って、Yahoo!はともかく、いまのIT業界の全て、とも言えますね。半導体あり、スマフォあり、クラウドあり、従来の(?)ソフトあり、検索あり...しかも、このあと、真打のFacebookが控えていますからね。地盤沈下がささやかれているとは言え、アメリカという国は、やはり恐ろしい!

でも、なぜこのようなことに?

アメリカはその昔、元々は、製造業が堅調だったのですが(ちゃんと家電メーカもあった)、80年代に、自動車や家電、半導体などで、日本との競争にことごとく敗れました。日本賞賛やバッシングなど、さまざまありましたが、アメリカは(ソフト、ハード全てを含め)ITに大きく舵を切った。それがこの結果なのでしょうね。

日本の決算では、大手家電が大赤字です。それにしても、この赤字額はすごいですね。たぶんですが、以前日本がアメリカに対してやったことを、韓国やその他アジア勢にやられているわけです。これは、時代の流れなので、やむを得ないと思います。では、日本はアメリカのように、新分野に舵を切れるのでしょうか?アメリカのように、ITに舵を切るには、ちょっと遅いかも...

では、どうするか?この問題について、少し考えてみたいと思います。シリーズものにするかも。

グラフカット (2)

諸事情で、グラフカット(Graph Cuts)の勉強を少し...

グラフカットというのは、エネルギー最小化問題の解法のひとつです。あるグラフに対して、効率的に<最小切断>を求める解法が確立されていますが、その解がうまく使えるように、問題をグラフ化してやる、ということですね。キーは、最小化すると解となるようなエネルギー式を作ることと、その解が、グラフの最小切断に対応するようなグラフを作ってやること、でしょうか(説明がヘタ)。

さて、テキストはやはり、「コンピュータビジョン最先端ガイド1(2008)」でしょう。早稲田大・石川博先生の書かれたものは、たいへんわかりやすいです。全36ページ。お勧めいたします。

私は、情報処理学会CVIM研究会(2007年3月20日)でのチュートリアルpdfを持っていたので、上記本の購入を控えていたのですが、やはりということで、少し前に買ってみました(1~3まとめ買い)。これは正解で、CVIMのチュートリアルpdfは12ページです。つまり、かなり記述が詳しくなっています(ベースは同じ)。実装例があるのも嬉しいです。

ただ、実装例で使っているC++ライブラリが、なぜか入手できません。これを使うと、グラフを構築して、あるメソッドを呼ぶと、最小切断(つまり解)が求められて、たいへん便利なのです。著名な外国人研究者のサイトから取れるとのことですが、これにアクセスすると、すでにリンクがないみたいです。再実装もたいへんそうですし、どこかに同じものがありませんか~

オープンイノベーションセミナー (2)

本日(2012年2月7日)も、昨日に引き続き、オープンイノベーションセミナーに参加いたします。そのあとは、滋賀県で打ち合わせです。

昨日のご講演は、知っている先生もいらっしゃったりして、私にとって、特に斬新な内容はありませんでしたが、「うめきた」の雰囲気はつかめました。市長さんが変わったので、その影響はあるのでしょうか。

産学連携のマッチング会は、ひとつ申し込みました。既にやっている内容ですが、いろいろと問題があって、改善の糸口がつかめれば、ということだったのですが、なかなか問題が難しそうです。

ところで、このマッチング会というのは、今後もあるみたいですね。次回のパンフレットもいただきました。大阪は、産学連携に積極的なんですね。

オープンイノベーションセミナー

本日(2012年2月6日)は、オープンイノベーションセミナーに参加してきます。(財)大阪科学技術センターにて。13時30分より。

<可視化・情報通信技術>に関するセミナーです。産学連携に関するマッチング会もあり、個別相談も申し込みました。うまく仕事に結びつくといいのだけれど。

Tahiti

LinkedInから、私のconnections(friendsのこと)の近況がメールで届きました。LinkedInは、たまにこのように近況報告をしてくれます。

いまFacebookが流行りですが、たしか、LinkedInの方が老舗だったと思います。私も、アカウントを持ったのは、LinkedInのほうが早かった。Facebookが上場しそうなので騒がれていますが、LinkedInのほうは、既に上場を果たしています。

さて、そのLinkedInからの近況メールですが、最近転職された人の紹介です。その中に、前職の同僚フランス人Tくんが含まれていました。Tくんは前職のあと、某国研(正確には、某国研内、日本-フランスの共同研究所)でロボティックス関連の博士号をとり、そのあとポスドクで働いていたことまでは知っていました。転職ということは、たぶんフランスに戻り、どこかのハイテク企業に入ったのかな~などと思い、彼の近況を見てみました。

すると、何と、いまタヒチにいる!

驚きましたが、気を取り直してみると、タヒチはフランス領ですね。ですから、彼にとってはここは外国ではありません。なんでも、ソフトウェア会社があるらしく、そこで働いているみたいです。私は南太平洋には行ったことはなく、そのあたりでは、せいぜいハワイかオーストラリアまでですので、タヒチというのは、想像すべくもありません。

それにしても、人生、自由に楽しんでますね。羨ましい!

Pattern Recognition and Machine Learning (2)

完全に積読状態と化した、C. M. Bishopの"Pattern Recognition and Machine Learning (2006)"ですが、先日、何気なくパラパラと見ていました。常に手に届くところには置いています。気休めですね。

最初の方に、情報理論(Information Theory)の説明があります。私は大学は機械系でしたので、もちろん学習しませんでしたが、情報系であれば、基本中の基本と思います。情報のエントロピー(entropy)とは、

H[x] = -Σp(x)log2p(x) --- (1)

で表される、というものですね。各記号の意味は、自明なので省略。

よくある事例は、確率変数xが8つの場合をとり、そのそれぞれが等確率(=1/8)で出現する場合、何ビット必要か、というものですが、これは式(1)から、

H[x] = -8 x (1/8)log2(1/8) = 3 (bits) --- (2)

と簡単に計算できます。これが最大の必要ビット数で、出現確率が偏れば偏るほど、ビット数が減るところがミソ。熱力学で出てくるエントロピーと同じです。つまり、ランダムになればなるほど、エントロピーは増大するのです。

これはよいとして、55ページに、情報理論を確立したシャノンに関するコラムがあります。ここに、なぜシャノンが、エントロピーという単語を採用したのかが書かれてあります。このコラムによると、かのフォン・ノイマンがシャノンに勧めたらしいのですが、面白いので下記に引用します。

"...not only because of its similarity to the quantity used in physics, but also because "nobody knows what entropy really is, so in any discussion you will always have an advantage"..."

これはかなり使えそうですね。研究者の方で、何か命名される場合、この事例を参考にされては如何でしょうか?

健康診断

本日(2012年2月1日)は、健康診断です。毎年1回受けています。現状、ほとんど問題ありません("A")。標準値を少しだけ外れている項目は少しだけありますが("B")、気にしません。

ところで以前、"D2"までいってしまった項目がありました。<血小板数>です。"D2"というのは、<要精密検査>、ということで、あまり良くない状態。

これが判明したきっかけというのは、献血前の検査でした。私は昔、献血によく行っていたのですが、特に、<成分献血>というのをやっていました。通常の献血よりも、身体に負担がかからないのがウリです。血小板だけを取って、ほかは戻しますからね。

ところが、2000年だったと思いますが、献血前の検査で、「献血できません」と言われました。これは思ってもみなかったことで、驚いて理由を訊いたところ、<血小板数>が不足している、という回答。

当時は健康診断をサポっていたので、これはイカンと、慌ててその年に健康診断を受けました。献血前の検査は、何かの間違いと思ったのです。しかしながら、<血小板数>の項目で、"D2"が出てしまいました。それからというものの、ずっと"D2"判定が続きました。そして、ごくごく内輪の間では、私は「血小板の少ないオトコ」として知られることとなりました。

さて、血小板が少ないと何が問題かというと、出血したときに血が止まりづらくなることと言われます。しかし、私の場合は、当時もサッカーをやっていて、たまに出血するのですが、きちんと止まります。ですから、自分にとっては特に問題とは感じませんでした。

健康診断のとき、お医者さんから問診を受けますが、以下のような会話をしたことも。

医者:血小板が少ないですね。
-私:はい。
医者:精密検査を受けた方がいいですよ。
-私:いえ、大丈夫です。
医者:出血すると、血が止まりづらいですよ。
-私:いえ、出血しても、ちゃんと止まってます。
医者:交通事故などで、大量出血でもしたら、どうするんですか?
-私:交通事故に合わないように、気をつけます。
医者:(少し間をおいて)...あなたは、変わったヒトですね。

ちなみに、この会話は女医さんとのものです。最後は彼女は、かなり気分を害されたようでしたが、それでも診断書を書いてくれて、病院に持っていくように言われました。もちろん、持って行きませんでしたけれど。

さて、その後の経過としては、私の思惑通り、2007年に<血小板数>は"C"にランクアップしました(つまり、7年間"D2"が続いた)。そして、2009年に、めでたく"A"に回復いたしました。

実は私は、自分の<血小板数>減少は、成分献血が原因だと思っていたのです。もちろん、因果関係はわかりませんし、私の身勝手な解釈とは思います。ただ、しばらくすれば、回復するだろうという確信はありました。だから、いまは回復したとはいえ、また成分献血をするのは、ちょっと躊躇しますね。
プロフィール

加納裕(かのうゆたか)

Author:加納裕(かのうゆたか)


[略歴]
1983年3月東京工業大学工学部機械物理工学科卒業
1983年4月(株)図研入社
1987年1月同社退社
1987年2月(株)ソリッドレイ研究所を6名で設立、取締役
1994年3月同社退社
1994年4月(株)スリーディー入社
1996年10月同社取締役
1999年12月上海大学兼務教授
2002年10月同社代表取締役
2009年9月ものつくり大学非常勤講師~現在
2009年10月同社代表退任/退社
2010年1月ソフトキューブ(株)入社~現在(技術顧問)
2017年4月湘南工科大学非常勤講師~現在


[業界団体・学会活動]
電気学会・第三期次世代インタラクティブディスプレイ協同研究委員会(幹事)/最先端表現技術利用推進協会・アカデミック部会(旧:三次元映像のフォーラム)(副部会長)/日本バーチャルリアリティ学会ハプティクス研究委員会(委員)/ACM・SIGGRAPH(Professional Member)/情報処理学会(正会員、CVIM会員)/3Dコンソーシアム(賛助会員)/3DBiz研究会(個人賛助会員)/URCF(特別会員)

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前職:立体映像産業推進協議会(幹事)/日本バーチャルリアリティ学会・論文委員会(委員)


[資格]
TOEIC805点
数学検定1級(数理技能)
中型・普自二免許
サッカー4級審判員

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