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今後のマラソン予定 (9)

東京マラソン(2012年2月26日)/三浦ハーフ(2012年3月4日)と続きましたが、今シーズンの予定はまだまだあります。

1)第22回かすみがうらマラソン(茨城、2012年4月15日、10マイル)
2)軽井沢ハーフマラソン2012(長野、2012年5月20日、ハーフ)
3)第11回さくらんぼマラソン(山形、2012年6月10日、ハーフ)

フルはありません。全て前泊ですので、観光がてら、楽しんでまいります!
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京都大学 ICTイノベーション in Tokyo

2012年3月23日、東京・品川にて、「京都大学 ICTイノベーション in Tokyo」という講演会がありました。ポスター発表も併設。

講演セッションは三つあり、それぞれ<通信技術><計算技術><情報技術>です。そのそれぞれが、招待講演と研究講演の二本立てという、なかなか考えられた企画です。

内容もセッション内で関連が高く、例えば<通信技術>では、招待講演は東日本大震災に関するものでしたが、研究講演は、多数の端末を繋ぐネットワークの研究でした。地震では、端末が繋がらなくて困りましたからね。<計算技術>では、招待講演が『京』で、研究講演が、並列化に関する研究、という具合です。

それぞれ内容の濃い、ためになる講演でしたが、仕事で一番関係ありそうだったのが、<計算技術>の研究講演。如何にプログラムを並列化するか、という話です。具体的には、ポアソン方程式の解法を例にとり、これをどのように並列化するか、丁寧に説明していただきました。ポアソン方程式の解き方は、並列化がしづらいみたいです。

ただ、というか、やはりというか、この事例を見ても、並列化というのは、一筋縄ではいきません。だって、ひとつの問題における並列化手法が、ひとつの研究になってしまうくらいですからね。今後は、如何に簡単に並列化できるかの研究が重要だと思います。GPGPUが流行っているとは言え、肝心のソフトフェアが、GPUにうまく載らなければ(=きちんと並列化できなければ)、役に立ちませんからね。普通の人でもきちんと使えるような、並列化技術の開発が望まれます。

バーゼル問題 (2)

数学同好会のM大学A先生(もちろん数学専門)が、Facebookに<バーゼル問題>に関する論文を紹介していました。"Six Ways to Sum a Series (2002)"という題で、Dan Kalmanという数学者が書かれたものです。

<バーゼル問題>というのは、1734年にオイラーが解決したもので、正の整数の逆数の二乗和がπ2/6であるということを証明しました。式で書くと、

Σ(1/k2) = π2/6 --- (1)

です。円周率が出てきたので、当時の人はみな驚いた、と言われます。

オイラーの証明は有名なので、至るところに載っていますが(例えば「数学ガール」など)、本論文によると、"...By today's standards, Euler's proof would be considered unacceptable, but there is no doubt that his result is correct..."ということらしいです。というわけで、本論文では、オイラーの(unacceptableな)証明に代わる、現代的な証明を6つ紹介しています。

オイラーの証明のどこがダメなのかというと、"...Why is this not considered a valid proof today? The problem is that power series are not polynomials, and do not share all the properties of polynomials..."だそうです。つまり、オイラーは、polynomials(有限多項式)でしか有効でない操作を、power series(無限多項式)で使っちゃった、ということです。細かいですね...実際、オイラーはこのあたりは無頓着だったらしいです。でも、結局のところ結果は正しかったので、<天才>オイラーは、実は全て見通していたのかも知れません。

現代的な証明については、私にはよくわかりませんが、この例のように、既に結果が分かっている問題に対して、さまざまな別の方法で検討するのは、面白いと思います。<数学的な価値>はあまりないのかも知れませんが、さまざまなプロセスで検証するのは、<エンジニアリング的な価値>としては十分にあると思います。だから、私はエンジニア。

スリランカの年度事情

知人のスリランカIT技術者、N氏と久しぶりに関内で会いました。いま仕事(ODA絡み)で日本に滞在中で、連絡をくれたのです。事務所に来てもらったあとは、隣の居酒屋で夕食。奢ってもらっちゃった!私のポリシは、ご厚意は感謝してきちんといただく。言い換えると、ずうずうしい。

いま、日本では大学が秋入学を検討しています。とはいえ、企業の年度は4月始まりなので、これの辻褄合わせが難しいと言われます。では、スリランカでは?

N氏によると、スリランカでは、学校も企業も、年度は1月からだそうです。お~これだとラクですね。一番分かりやすい形かも知れません。いっそのこと、世界がこれに合わせてはいかがでしょうか。

然るに、スリランカの正月はというと、なんと4月の中旬だそうです。思わず、「それはないでしょ!」などと言ってしまいました。<画竜点晴を欠く>とはこのこと(違うか)?いろいろと歴史的事情があるようですが、こうなると、<正月>という概念自体が違うのかも知れませんね。

exponential mapの謎 (3)

KleinとMurrayの有名なPTAM論文、"Parallel Tracking and Mapping for Small AR Workspaces (2007)"をきちんと理解しようとしていたときのこと。3ページめに以下の式が書かれてありました。

E'CW = MECW = exp(μ)ECW --- (1)

論文では式(6)です。詳細は論文を見ていただくとして(ネットで取れる)、これは、現在のカメラ位置姿勢(camera pose)を計算しようとしているものです。すなわち、直前のカメラ位置姿勢ECWに、4x4行列Mを掛けています。ここまではいいですね。

然るに、式(1)では、Mはexp(μ)に等しい、としています。ここでexponential mapが出てきたわけですが、よくわかりません。私は、exponential mapに関する記事をふたつほど書きましたが、これがわからないということは、exponential mapが何であるのか、まるでわかっていなかったわけです。また恥をさらしてしまった...

ちなみに、μとは、"...the camera motion is also a member of SE(3) and can be minimally parametrised with a six-vector μ using the exponential map. Typically the first three elements of μ represent a translation and the latter three elements represent a rotation axis and magnitude..."ということです。論文より引用。

これはイカンと、理解することにしました。私は以前、知人のロシア人数学者Gの勧めに乗って、無謀にもリー群を理解しようとして、"Lie Groups, Lie Algebras, and Some of Their Applications (2006)"を購入、到着した瞬間に挫折した経験があります。やっとここにきて、本書が役に立つか、ということでパラパラと見てみたら、19ページに、以下の記述が見つかりました。"...The exponential mapping maps the algebra of n x n antisymmetric matrices A onto the group of n x n orthogonal matrices with determinant +1 as follows;..."

ここでいう、antisymmetric matricesというのは、ベクトルの外積を行列表現にしたときに出てくる、例の(覚えにくい)ヤツですね。力学では、角速度で出てきたりします。さて、なんとなくわかってきました。ちなみに、antisymmeticは、skew-symmetricとも言いますね。

結局というか、やはりというか、齋藤正彦先生の「線型代数入門」第7章<ベクトルおよび行列の解析的取扱い>210ページに、「任意軸周りの回転行列は、回転角を長さとする回転軸ベクトルの交代行列(skew-symmetric)表現のexponential mapである」、ということが明記されていました(exponential mapという表現は使っていないが)。さすが名著!しかし、いろんな人に勧めておきながら、全部きちんと読んでいないことがバレました。

これで、式(1)の理解はほぼ終わりましたが、まだわからないところと言えば、私が調べた限りでは、登場する行列は3x3です。つまりSO(3)の範囲。然るに、式(1)の行列は4x4です。つまり、SE(3)です。でも、SE(3)が登場する本は、私の蔵書ではありません。SE(3)は6自由度ですが、4x4の交代行列は6自由度なので、たぶん表現方法があるのだと思います。論文では、V. Varadarajanという人の、"Lie Groups, Lie Algebras and Their Representations (1974)"という書籍を参考文献に挙げています。これを読めば、たぶんもっとわかるのでしょうが、このために買うのもちょっと...

家庭菜園 (5)

藤沢市から二年で借り受けた家庭菜園ですが、二年目(2012年)に入りました。

一年目(2011年)の教訓として、面倒くさい割には成果の少ないものはやめます。逆に、手間をかけなくても豊富に収穫できるものをやります。となると、やはりジャガイモでしょうか。

まず、種芋を埋めました。さあ、今後が楽しみです!

平面の当てはめ

本記事は、備忘録のようなものです。

先日、諸事情で、"Object Recognition and Localization while Tracking and Mapping"という論文を見ていました。ISMAR 2009で発表された、(PTAMの)オックスフォード大によるものです。ご存知のようにPTAMは、外界の認識はトラッキングのために行うだけで、外界自体を認識するわけではありません。本論文は、外界の認識機能を入れ込もう、という試みです。どうやるかというと、SIFTを使って、DBと照合する作戦です。

この中で、"Plane fitting"という節があります。三次元空間上に分布された点群から、それらから構成されているであろう平面を、当てはめるという問題です。よくある問題ですが、さて、みなさまはどうされますか?

いろいろやり方はあると思いますが、ここでは、点群Xiから共分散行列C(covariance matrix)を計算してやって、それの最小固有値に対する固有ベクトルが、求める平面の法線ベクトルである、としています。念のため、式で書いておくと、

μ = (1/n)ΣXi --- (1)
C = Σ(Xi - μ)(Xi - μ)T --- (2)

主成分分析(Principal Component Analysis)をご存知の方には、当然のやり方でしょうが、やはりエレガントですね。これぞ、線型代数の勝利!

Introduction to Algorithms (2)

先日お知らせした、"Introduction to Algorithms 3rd edition (2009)"ですが、何と、旧知の方から献上されました!私が本BLOGに書いたのを見て、購入されたのです。ということは、今後は欲しい本のことを書けば、どなたかから貰える?すみません、冗談です。

それはともかく、本書は典型的な、情報処理系のアルゴリズム本です。要するに、ソーティング/データ構造/木構造/グラフ、などが扱われているものです。研究書ではなく、既に確立された技術を、丁寧にまとめたものですね。学生や実務家向け、という感じしょうか。

この類の本には当然ですが、数値計算分野については、殆ど触れていません(行列や線型計画法などについて、少しだけ)。数値計算については、"Numerical Recipe"という金字塔がありますので、この二冊で、とりあえずは計算機に関するアルゴリズムはOKでしょう。

総ページが1292ページで、たぶんペーパーバックとしては限界の厚さだと思います。

Unigine

何故か、ロシアのTomskという都市で開催される、国際会議のプログラム委員になったので、それを何気なくFacebookに書いたら、ゲーム事情に詳しいカナダ人知人がコメントをくれました。なんでも、Unigineという会社の開発センターがTomskにあるそうです。彼らが開発しているエンジンの名前も、Unigineです。

Tomskの位置はというと、何と、シベリアですね。日本人には、シベリアというと、戦争後の強制拘留などが思い起こされ、あまりよい印象はないですね。何か、地の果てという印象が...偏見でしょうか。

そのあと、当社Yさんから、Unigineの"Heaven Benchmark"に関するコメントを貰ったりしました。ところで、"Heaven Benchmark"とは?

折しも、私がsubscribeしている、"3D Vision Blog"に"Heaven Benchmark"に関する記事が投稿されました。2012年3月11日付けです。新しいステレオ機能のサポートに関する記事ですが、そのレンダリング画像が載っていました。あ、これですね、これは知っています。ソウルでの、SIGGRAPH ASIA 2010でも、Dave Shreinerのコースで、OpenGL 4.0の新しい機能紹介の際、"Heaven Benchmark"が使われていました。Unigineはいち早く、Tessellation Shaderを導入したのです。

というわけで、長くなりましたが、Tomsk、行くべきか?確かに、位置はわかりましたが、どうやって行けるのかまだわかりません。

JAGAT・ARセミナー

本日(2012年3月16日)、日本印刷技術協会(JAGAT)主催の特別セミナーがあります。「AR(拡張現実)活用事例と関連技術の今」というテーマです。場所は、同協会セミナールーム(東京都杉並区)です。

私は、最後の講演をされる、アンビエントメディア代表・町田聡さんの技術サポートとして参加します。町田さんがARの企画をして、当社が開発パートナー、という位置づけ。

町田さんのコマの中で、画像専門フランス人技術者、Y氏にも喋ってもらうことになりました。彼は、PTAM(Parallel Tracking And Mapping)に詳しいのです。PTAMを用いた開発も、実際に仕事で行った経験があります。PTAMの最近の拡張(PTAMMやオブジェクト認識)についても、言及します。

私は、Y氏の通訳も兼ねる予定ですが、うまくいくのでしょうか?

日本のゆく末 (6)

大学の秋入学移行の機運が高まっていますね。さて、この問題はどのように落ち着くのでしょう。興味大です。

秋入学は、なかなか面白いと思います。高校卒業時期が、いまと同じとすると、受験のための準備に充てるのもよいですし、この時点で進学先が決まっていれば、これまでの人生を見つめなおすため、世界をフラフラ旅する、などということもできるかもしれません。だから、私は秋入学は賛成します。

さて、それでは、秋卒業はどうでしょう?これの大きなハードルは、就職だと言われます。つまり、企業は春入社で全ての計画がなされているので、なかなか対応できない、と言われます。

ところで、4月1日(というか、ある特定の日)に、いきなりダークスーツの若者で溢れかえる、という社会現象は、世界的にはどれくらいあるのでしょう。私の聞いたところでは、フランスではこのようなことはあり得ないらしいです。推測では、それほど多くはないと思います。つまり、この現象は、非グローバル?

大学の秋入学というのが、大学のグローバル化を目指す、ということであれば、それに続く、企業のグローバル化も連鎖的に起これば、日本のためになるかもしれません。もっと自由に、企業に就職できれば、と切実に思います。いまのように、大学3年秋から、就職活動を始めなければならないのであれば、学生さんの負担は大きいですし、第一、大学で勉強する時間が減ってしまいます。善処を望むところです。

さて、秋入学を実施する元々の理由は、世界中から優秀な学生さんに集まって欲しい、ということでした。でも、そんなに簡単な話なのでしょうか。やはり大きいのは、言葉の問題。大学の先生は、英語で講義をする必要があります。まあ、これはあまり問題ないかも知れませんが(私の存じている大学の先生方は、総じて英語がご堪能なので)、一方の学生さんは、日本にいる限りは、日本語を勉強しなければなりません。これはかなり敷居が高いです。日本語は難解な言語と思われていますし(難解な言語の横綱は、日本語とアラビア語)、日本だけでしか話されていませんから、これを習得してまで日本で勉強したい学生さんが、(日本に関する学問を専攻する人以外に、)どれくらいいるのでしょう。

適当に、無責任なことをつらつらと書きましたが、大学の秋入学、これが日本の再生につながるとよいですね。

無限級数 (6)

先日(2012年3月5日)、関西圏大学巡りの夜、当社新大阪MさんYさん(数学漫才コンビ)と、梅田界隈、280均居酒屋で、数学談義をいたしました(一部はYさんのFacebookで報告済み)。

Mさんが、何のきっかけか忘れたのですが、以下の無限級数の話をしだしました。

1 + 1/2 + 1/4 + 1/8 + ... = 2 --- (1)

これの理解は、さまざまな図形で得られます。一次元の数直線でもよいし、二次元での面積でも構いません。等比級数ですから、数式でも計算ができます。

さて、式(1)で思い出したのが、<調和級数(harmonic series)>、というヤツ。以下の式です。

1 + 1/2 + 1/3 + 1/4 + ... = ∞ --- (2)

式(1)と式(2)では、大した違いはないのですが、式(1)は収束するのに対し、式(2)は発散します。無限級数というのは不思議なものです。

ところで、式(2)の調和級数ですが、これはかなり不可解な級数です。そんなことはない、とおっしゃる方、Wikipedia<調和級数>冒頭で紹介されている、「ゴムひもの上の芋虫」("worm on the rubber band") というパラドックスをご覧ください。かなり、直観に反していると思いますけれど。

私がこれのヘタな説明をわざわざする必要はないのですが、面白いのでちょっとだけしましょう。1メートル(=100センチ)のゴムひもの左端点に芋虫がいるとします。これが1分間に1センチ右に進みます。そのあと、このゴムひもは、均一に1メートル伸びるとします。すると、芋虫は左端点から2センチのところにいることになりますが、ひも全体の割合からすると、1/100です。

さて、次の1分間に、芋虫はやはり右に1センチ進み、そこでまたひもが1メートル均質に伸びる。そうすると、その1分間で進んだ距離の、ひも全体の長さに占める割合は、1/200です。

これを繰り返していくと、芋虫が進んだ距離の、ひも全体の長さに占める割合は、

(1/100)Σ(1/k) --- (3)

となります。Σはkをnまで取りますが、nは芋虫が進んだ時間(分)です。

さて、式(3)は、式(2)と同じですから、式(3)もn→∞で発散します。発散するということは、1を超えるということです。1を超えるということは、芋虫が進んだ距離は、ひも全体の長さを超えるということです。従って、芋虫は時間をかければ、自身の進むスピードを遥かに超える速さで伸びるひもの、右端まで到達する、ということです。なんとも不思議な結論ではありませんか!

SIGGRAPH[ASIA]2011 (3)

昨年(2011年)のSIGGRAPH ASIAのDVD-ROMが届きました。私は結局、香港には行けなかった...

さて、DVDですが、最初に見るのはCoursesですね。マンネリ気味のものや、強引に斬新さ狙ったようなものもあるとは言え、もちろん興味深いものもたくさんあります。

その中でも、やはり原点のグラフィックスということで、"Modern OpenGL Programming"を見てみました。講師はお馴染みの、Ed Angel(University of New Mexico)、Dave Shreiner(ARM)です。後者は赤本(OpenGL Programming Guide)の著者ですね。2010年のソウルでは、彼のコースをナマで聴くことができました(早口だった)。

さて、この資料は177ページで、非常によくまとまった内容です。ここまでまとめられるのは、ひょっとすると氏だけ?バージョン4.1をターゲットとし、シェーダベースのイントロとしては最適のものではないでしょうか。ただ、イントロとはいっても、いろいろと覚えることがあり、やはりシェーダベースは敷居の高いものと言えますね。頑張りましょう!

3DCGの難しい数学 (2)

かなり以前(2010年1月13日)、本BLOGにて、以下のような問題提起をいたしました。

(ここから)----------------------------------------------

ところで、二次元の射影は、8自由度ですが、これは、任意の四角形がcongruentということで、納得できるのですが(ひとつの頂点は2自由度で、それが4つある)、三次元の射影では、この考え方ではどのようになるのでしょうか。三次元の射影は15自由度ですが、これに対応するcongruentな三次元図形とは何でしょう?

(ここまで)----------------------------------------------

この記事には、旧知Mくんより公開コメントを貰っていて、それによると、「一般的な位置にある任意の5点」ということでした。ひとつの点は3自由度なので、3×5=15自由度となります。正しそうですね。

この問題を、当社Mさん(数学卒)に訊いてみました。Mさんによると、「四面体+内部の点」ということです。これは示唆に富む回答です。何故かというと、多くの人が勘違いされますが、射影変換では、「内部の点」という属性は保存されません。驚くべきことですが、内部の点が外部に写る可能性があるのです。射影変換をナメてはいけないのです。

Friend Requestの謎

Facebookで、知らない方からfriend requestをいただくことがあります。光栄ではありますが、少し注意しています。他の方からのアドバイスも参考にします。

先日、やはり知らない女性からrequestをいただきました。共通のfriendはいません。さて、どうしよう?

先方のfriendは見られるので、ちらちらと見てみました。これから判断するに、まっとうな方のようです。もしや、私が忘れているだけ?というわけで、承認してみました。

すると、ほどなく、先方から拒絶されたことがわかりました。つまり、私のfriendから末梢されています。向こうからrequestしておいて、拒否とは、よくわかりませんが、人違いだったのでしょうね。結局は知らないヒト同士でした。

日本のゆく末 (5)

私は、日本が再生するために必要なもののひとつは、<道具としての英語>と思っちょります。

小学校から英語を教えよう、という機運がありますが、これに必ず反対する人が現れます。主張としては、「日本語が疎かになる」とか「日本文化が軽視される」などというもの。でも、これって、本当でしょうか?

英語が堪能な国で、私が何度か訪れたところというと、インド(5回)やスウェーデン(4回)です。このふたつの国では、お会いした人全員、例外なく、英語が堪能でした。では、彼らの母国語、或いは母国の文化は、疎かになったのでしょうか。私にはそうは思えませんでした。

インドは英語が公用語のひとつですが、元々イギリスの植民地だったことと、地方ごとに方言があるので、同じインド人であっても、出身地が違うと英語でないと通じない、という事情があります。要するに、コミュニケーションのための道具です。英語によって、母国の魂が奪われるなんてことはありません。

スウェーデンはどうかというと、英語は国策のようです。スウェーデンでは、ある歳を境に、まるで英語ができなくなります。以前は、ドイツ語だったそうです。これを、政府がある時期に英語教育に切り替えました。このおかげで、スウェーデン人は、自由に海外でビジネスができるようになったのです。スウェーデンは、「ヨーロッパの日本」と言われるそうで、要するに、恥ずかしがり屋が多い、ということですが、英語が堪能なので、恥ずかしがり屋であっても、グローバル企業が輩出されるわけです。

そもそも、英語を日本語と比べるから、物事がややこしくなるので、英語は<コミュニケーションの道具>と割り切ればよいのです。であれば、当然、できないよりもできた方がよいですね。必要とか不要とか、そういう議論もおかしいと思います。例えばですが、移動の手段として車を運転することと、同じようなレベルで考えたらどうでしょうか。

デジタルヒューマン・シンポジウム2012

昨日(2012年3月6日)、デジタルヒューマン・シンポジウム2012に行ってまいりました。産総研・デジタルヒューマン研究センターの主催です。産総研・臨海副都心センター別館にて。

朝、大阪を発ったので、午後からの参加です。午前中の、遠藤さんの講演を聴きたかったのだけれど。

最後に、定年退職記念講演として、河内まき子さんの<人体形状の相同モデリング>と題した講演がありました。40年間の研究生活で、一環して人体計測に取り組んだ、とのことでした。ユーモアに溢れた楽しい講演でした。私も少しだけ、<相同モデリング>に仕事で関わったので、それも思い出しながら聴いていました。人体形状の固有値解析って、面白いですよ!

iPhone 3D Programming (2)

当社新大阪のYさんから、「iOS上3Dの仕事取れそう!」との連絡をもらいました。Android上3Dは経験済ですが、iOSはもしかしたら初めて?喜ばしいことです。

このときのために(?)"iPhone 3D Programming (2010)"をゲットして準備していましたが、ここぞとばかり、本書は新大阪に献呈。先日の大阪出張のおり、持参いたしました。本書はお勧めであります。

イタリアの教育事情

先日、知人でIT技術者のイタリア人M氏と飲み会をしました。彼とはたまに会って、いろいろ話します。前回は横浜駅周辺でしたが、今回は、私の地元、関内に来てもらいました。

いろいろな話題が出ましたが、何かのはずみで彼が、「自分は数学が好きではなかったが、数論の講義が面白くて、数学に興味が湧いた」などということを言いました。

これを聞いて、私のフラグが立ちました。何故かというと、私にとっては、イタリアは数学大国です。たとえば、16世紀の昔、日本が戦国時代だったとき、イタリアでは数学の対決が行なわれていました。方程式をどちらが解けるか、などというヤツですが、これはちょっと信じられませんね。

というわけで、イタリアの数学の歴史は長いので、普通の人は数学好きなのかな~などと漠然と思っていたわけです。しかも、彼の出た大学は、ノーベル賞学者が何人も出ている、名門校です。

然るに彼曰く、殆どの人は数学嫌い、とのことで、なんだ、それじゃ~日本と同じですね。イタリアでも教育の問題があるみたいです。

関連した面白い話としては、数学と物理では、数学の方が好まれるようです。何故かというと、遥か昔、ガリレオが教会と対立してひどい目に会い、それ以来、物理学者はなかなか真実が言えなくなった、とのことです。え、ガリレオの時代がいまに影響している?まあ、冗談と取っておきましょう。何故って、イタリアは物理大国でもありますからね。

東京マラソン2012顛末記

東京マラソン2012(2012年2月26日)、走りました!

タイムですが、4時間30分を目標としていましたが、ダメでした...ネットで4時間44分でした。前日に妹から、ゼッケンを訊かれたので、何かと思ったら、「ランナーアップデート」というサイトで、オンラインで5キロごとのラップが見られるようです。ゴール直後に、「目標には届かなかったね~」などというメールを貰いましたからね。ITの進歩、恐ろしいものです。

それはさておき、このマラソン、素晴らしい運営/素晴らしい沿道の応援/素晴らしいコース、でした。天気もまずまずでしたので、タイムは悪かったとは言え、なにも文句はありません。また出たいです。都庁からのスタートというのは、否が応にも盛り上がりますね。石原都知事の嬉しそうなお顔も拝見いたしました。

さて、レースですが、中間地点の銀座四丁目までは、何とかなったのですが、それからいつもどおりに怪しくなり、30キロ手前の浅草付近では、かなりヤバくなりました。東京スカイツリーは、それはそれは美しく見えたのですが、それに感動する余裕などはありません。35キロ付近のおよび銀座四丁目もしかり。そのあとの、豊洲に至る橋の登りは拷問ですね。

一番気持ちよかったのは、最初の靖国通りでした。もちろん元気だったこともありますが、あのだだっ広い通りを全て占有できる快感は、他にはまず得られません。爽快そのものでした。

前日は、東新宿に前泊しました。もちろん当日自宅からでも行けますが、やはり前泊はラクです。折しも、前日に、中学三年の同窓会が荻窪であり、前泊は正に正解!18時の始まりから参加、ウーロン茶とおにぎり3個(私だけ別会計)、近況報告を終えて、19時に退散いたしました。しかし、このクラスから30年以上経っているので、<近況>と言っても、いつから<近況>になるのか、よくわかりませんでした。激励を貰い、ありがたかったです。

ちなみに、この週末(3月4日)は、三浦でハーフマラソンを、連れと走ります。「気が狂ったか」とでも言われそうですが、まさか東京に当たるとは思わなかったので、その前にエントリしたのでした。でも、フルとハーフでは、ダメージがまるで違いますからね。たぶん大丈夫と思います。

日本のゆく末 (4)

<日本のゆく末>シリーズ、4回めとなりました。さて、何を書こう...そうこうしているうちに、なんとエルピーダも破綻してしまった!こりゃダメだ...

日本を企業とみなし、それが破綻しつつある状態とすると、何とかウリを探して、それをネタに再生を図る、というふうになりますね。まあ、企業であれば、倒産や他社への吸収がありえますが、国ではそうはいきません。何とか、自力で再生を図らなければならないのです。

さて、私が考える、日本のウリは、以下のものです。

1)高品質(または過剰品質)の製品
2)アニメ
3)食べ物
4)ヒト

1)<過剰品質>とまで言われて久しい、日本の製品ですが、機能が多いことでも知られます。映画「トランスフォーマー」では、多機能コピー機を、「操作が複雑なので、日本製に違いない」などと揶揄される場面も。でも、高品質はよいことですよね。問題は、全てのヒトにそれは必要ないことと、高コストとなることです。では、裕福層向けに特化する?これはあり得ますが、さて、商売となるかどうかは、きちんと計算しなければなりません。ちなみに、これはコピー機メーカの方から聞いた話ですが、コピー機というのは、日本が得意とする<すり合わせ>の権化のようなものらしく、日本のノウハウはまだまだ通用するみたいです。

2)外国人の知り合い(特にヨーロピアン)がいる方であれば、彼らのアニメおたくぶりには、呆れるのではないでしょうか。私の外人の知り合いに、アニメ本で日本語の勉強をしている人がいます。どれどれと見せてもらいましたが、使われている日本語を見ると、これで勉強になるのかな~などと心配になりますけどね。それはさておき、日本の繊細なアニメは、ほかの国にはマネのできないものであるのは、疑いのないところ。でも、安易に政府がこれに首を突っ込むのは、ちょっと問題と思いますけれど。

3)日本食がおいしく健康的なことは、世界の常識ですが、その割には、外国にはきちんとした日本食屋が少ないですね。寿司は有名ですが、日本人ではない人が経営しているお店も多く、味もやはり違います。不思議なのは、ラーメン屋が殆どないこと。国内で圧倒的人気を誇る、ラーメン。まさかこれはガラパゴスではないでしょう?

4)東日本大震災は、たいへん不幸な出来事でしたが、ひとつよいことがあったとすれば、それは日本人の良さが世界に知れ渡ったこと。感動的なエピソードはキリがありません。もちろん、日本人から見れば、例外もたくさんあるでしょうし、ちょっと賞賛しすぎと思えるところもありますが、概ね、報道は正しいと思います。私の考えは、日本人は日本の<商品>であり、それを海外に輸出する(人身売買ではない)。具体的には、世界中の企業やさまざまな機関の要職として就く、ということです。さまざまなポジションで、日本人のもつ、誠実さ/潔癖さ/緻密さ/思いやり、などが発揮できるのではないでしょうか。でも、英語が...
プロフィール

加納裕(かのうゆたか)

Author:加納裕(かのうゆたか)


[略歴]
1983年3月東京工業大学工学部機械物理工学科卒業
1983年4月(株)図研入社
1987年1月同社退社
1987年2月(株)ソリッドレイ研究所を6名で設立、取締役
1994年3月同社退社
1994年4月(株)スリーディー入社
1996年10月同社取締役
1999年12月上海大学兼務教授
2002年10月同社代表取締役
2009年9月ものつくり大学非常勤講師~現在
2009年10月同社代表退任/退社
2010年1月ソフトキューブ(株)入社~現在(技術顧問)
2017年4月湘南工科大学非常勤講師~現在


[業界団体・学会活動]
電気学会・第三期次世代インタラクティブディスプレイ協同研究委員会(幹事)/最先端表現技術利用推進協会・アカデミック部会(旧:三次元映像のフォーラム)(副部会長)/日本バーチャルリアリティ学会ハプティクス研究委員会(委員)/ACM・SIGGRAPH(Professional Member)/情報処理学会(正会員、CVIM会員)/3Dコンソーシアム(賛助会員)/3DBiz研究会(個人賛助会員)/URCF(特別会員)

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前職:立体映像産業推進協議会(幹事)/日本バーチャルリアリティ学会・論文委員会(委員)


[資格]
TOEIC805点
数学検定1級(数理技能)
中型・普自二免許
サッカー4級審判員

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