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御殿場時之栖シニアサッカー大会

この週末(2012年6月23-24日)、御殿場は時之栖で開催の、シニアサッカー大会(40歳以上)に参加してきました。1日2試合、計4試合を、1泊2日で行うというイベントです。宿泊/温泉/3食(1食は弁当)付き!健康的な旅行です。

今回は、5チームを1グループとした、総当たり戦でした。このあたりはたくさんのグラウンドがあり、そこらで同じことをやっていますので、果たして総計何チームが参加したのかは不明です。

結果は2勝2敗で3位でした。どなたも興味ないとは思いますが、備忘録として以下に結果を書いておきます。

×0-2(初日第1試合)
相手は、結果的に4戦全勝で優勝したチームです。このときはあまり強いとは思わず、こちらにもチャンスはありましたが、零封されました。

○3-2(初日第2試合)
これは結構頑張った。これまで御殿場では得点の無かったNさんが、何と2得点!その日の宴会では、<神様>呼ばわりされました。私も上出来なアシスト。だれかYouTubeにアップしてくれないかな。

×2-3(2日目第1試合)
相手は、結果的に3勝1敗で2位のチーム。特筆すべきは相手の10番。40歳になったばかりとのことでしたが、これは上手かったです。まずボールは奪えません。一度、3人がかりでいきましたが、ダメでした。中盤で2-1とリードしたものの、これが10番を本気にさせ、信じられないシュートを2本決められました。脱帽!

○2-1(2日目第2試合)
これまでの試合観戦では、まず負けそうもないチーム。私はこの試合はお休み。

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この時期は、必ず雨に見舞われるのですが、今回は二日とも雨なし。楽しい週末を過ごせました。
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Google Summer of Code (GSoC)

先日、旧知のスリランカ人IT技術者、N氏と大阪の会社(当社ではない)を訪問する機会がありました。

プレゼン資料をN氏に前もって作成してもらい、当日の新幹線の中で、最終仕上げを行うという段取りです。もちろん、電源のとれるA-B席をゲット(E-D席でも良かったが、空きがなかった)。

ところで、N氏の卒業した大学は、University of Moratuwa (UoM)、です。日本では殆ど知られていないでしょうが、スリランカでは工学ではトップ校のようですね。では、世界では?

これはN氏に教えてもらったのですが、"Google Summer of Code (GSoC)"という学生向けのソフトウェアコンテストがあります。学生がオープンソースのプロジェクトを提案し、Googleが採択するのですが、2005-2012年の8年間の統計では、University of Moratuwaがトップの採択者164人です。2位のPolytechnic University of Bucharest(ルーマニア)は75人、3位のNational University of Singapore(シンガポール)は58人ですから、ダントツと言えますね。これらの数字は、WikipediaのGSoCの項目(英語)に載っています。

日本の大学はランキングには入っていないので、国内でのGSoCに対する取り組みは存じません。それはともかく、GSoCはスリランカのITの強さを示す、ひとつの指標と言えますね。

Iterative Closest Point (ICP)

当社大阪のYさんから、複数の三次元形状の位置合わせ問題に関する問い合わせを貰いました。第一印象としては、ICPアルゴリズムが使えそうなので、その旨回答しました。ところで、ICPアルゴリズムとは?

ICPとは、"Iterative Closest Point"の略です。先日のSSII2012チュートリアルでも、広島大・玉木先生が、簡単に触れていました。より詳しい情報は、「コンピュータビジョン最先端ガイド3(2010)」にあります。第2章が<ICPアルゴリズム>で、かなり詳しい記述です。サンプルプログラムの掲載もされています。ICPを使いたい方にはお薦めいたします。

ICPは、簡単にいうと、ある三次元形状Aを、平行移動と回転を用いて、もうひとつの三次元形状Bに、もっともらしく重ね合わせるアルゴリズムです。つまり、剛体変換です。群論の言葉でいうと、SE(3)ですね(最近覚えたので早速使います)。

ここでは、回転の推定手法が興味のあるところでしょうか。上記本では、固有値解析と特異値分解によるものを、説明しています。前者では、quaternionとして求められ、後者では回転行列として求められます。前者の手法は知りませんでしたが、後者の手法は以前から知っていました。岡山大・金谷先生の"Geometric Computation for Machine Vision (1993)"、pp.109-112に、しっかりと書かれてあります。

ICPは簡単なアルゴリズムで、え、こんなのでできちゃうの?なんて思いますが、極小解に収束することが保証されているそうです。然るに、大域的な最小解であることは保証されないので、やはりさまざまな工夫が必要となりますね。初期値をどのように選ぶかも重要でしょうか。このあたりの事情は、多くの最適化問題と同じ構造です(よね?)。

Marching Cubes

Marching Cubesは、isosurfaceを作るアルゴリズムです。Marching Cubesは、3DCGに関するアルゴリズムの中でも、たぶんもっとも知られたもののひとつと思います。3DCGをやっている人で、Marching Cubesを知らない人は、まずいないでしょうね。いらしたら、スミマセン!

ところで、Marching Cubesには、問題があります。そのひとつが、穴が開いてしまうこと。これは、あるセル(ボクセルのことです)のタイプに対して、isosurfaceを作るやり方がひとつではないことに起因します。これを場合分けしてうまく使わないと、結果的に穴が開いてしまう、ということですね。

実はいま、なんとかこの穴を回避したい必要が生じているのですが、どなたか簡単なやりかたをご存知でしょうか?文献を調べてみると、"asymptotic decider"というのがあって、これを使うと穴ができるかどうかが判定できるようです。穴ができることがわかれば、違うやり方でisosurfaceを作ればよろしい。

というわけで、このあたりに詳しい方、情報をお待ちします!なんか、Yahoo知恵袋みたいになってしまった。

Gradient Analysis

最近よく会う機会のある、日立・小池さんが、Ravi Ramamoorthiという人の研究を教えてくれました。小池さんが最も注目している研究者のひとりだそうです。所属はカリフォルニア大バークレーです。

http://www.cs.berkeley.edu/~ravir/

たくさんの研究があります。その中で、ちょっと古めですが、"A First-Order Analysis of Lighting, Shading, and Shadows (2007)"というのを見てみました。小池さんがD論を書かれたときに注目されたようです。

"A First-Order Analysis..."ですが、お馴染みのレンダリング方程式から議論を始めます。

B(x, θ) = ∫L(x, ω)ρ(x, θ, ω)V(x, ω)cosωdω --- (1)

各記号の意味は自明なので省略(論文をご覧ください)。論文では、reflection equationと呼んでいます。

式(1)を用いて、さまざまなレンダリングのパラメタ(光源/BRDF/表面形状/オクルージョン、など)が、最終的なシェーディング結果にどのように影響を及ぼすのか、ということを、一次近似で解析しよう(gradient analysis)、というものです。以前から似たような研究はあったようですが、この論文のように、統一的且つ理論的に扱ったものはなかったみたいです。数理的な解析が好きな人には、お薦めしたい論文です。こういうのは、なかなか国内の研究ではお目にかかれませんね。

gradient analysisとの比較としては、Fourierとwaveletによる解析を挙げています。レンダリング方程式というのは、畳み込み積分なので、Fourierに合いそうな気がします。一方、gradient analysisの長所は、基本的には微分演算なので、局所的な評価ができることでしょうか。Fourierは原理上どうしても、ある有限の領域が必要ですからね。これに関連しますが、非線形の効果(たとえばバンプ・マッピング)の解析も、gradient analysisに軍配。

ちょっと残念なのがwavelet。私はwaveletが好きで、極めて強力なツールと思っていますが、これについては、以下の記述がありました。

"...many of the mathematical operations of light transport currently have no simple analytic interpretation in wavelets (see Section 3.1 and Figure 2). Thus, wavelets seem more useful for efficient practical computation, rather than for deriving theoretical insights..."

以前、waveletの畳み込みを考えたことがありますが、これについては、"No simple formula"とありました。これはその通りです。でも、waveletについては、もう少し数理的な解析を望みたし。それとも、いまでは進展があるのでしょうか。

3D&VR展 (3)

本日(2012年6月22日)は、「3D&VR展」に行ってまいります。東京ビッグサイトにて。今日が最終日です。

当社は出展はしていませんが、いろいろと見たいものがあるので、行かないわけにはいきません。初日二日と所用があって、最終日の来訪となりました。

横浜ラーメン事情 (2)

先日、前々職近くのラーメン屋<浜虎>に入ったところ、<横浜夏麺スタンプラリー>の用紙がカウンタにありました。

どれどれと見てみると、横浜周辺のラーメン屋さん10軒を廻ると、オリジナルグッズが当たるという企画です。ちなみに、10軒とは以下のお店です。

-流星軒(横浜市南区)
-啜麿専科(横浜市港南区)
-ShiNaChiKu亭(横浜市神奈川区)
-麺丸(横浜市鶴見区)
-豚そば 成(横浜市港南区)
-丹行味素(横浜市港北区)
-めん処 樹(横浜市保土ヶ谷区)
-めん創 桜花(横浜市神奈川区)
-信楽茶屋(横浜市鶴見区)
-麺場 浜虎(横浜市神奈川区)

ウ~ン、浜虎の他はまるで知りません。分布としては、横浜駅周辺ではなく、かなり広範囲に渡っていますね。横浜市は結構広いのです。全て廻るのは、ちょっとムリですね。期間は、2012年6月8日~8月31日、です。

アムダールの法則

先日大阪本社で、Hさんが書いた某提案書を一緒に吟味していました。既存の成果を、さまざまな高速化手法を用いて実行速度を向上させる、という(よくある)内容です。

この中で、マシンを複数繋いで高速化する、という個所があります。記述をみると、「マシン5台で5倍の性能」とあります。こう書きたいところですが、実は、完全並列化(=並列化率100%)でない限り、こうはならない。

これに関連する有名な法則に、<アムダールの法則>というのがあります。英語では、Amdahl's law、です。ちなみに、アムダールというのは、アメリカのコンピュータ技術者です。

アムダールの法則は、以下の式で表わされます。

S = 1 / ((1 - p) + (p / n)) --- (1)

ここでSは高速化率、pは並列化できた割合、nは並列化数、です。式(1)は、ちょっと考えれば自前で簡単に導出できますね。

具体例としては、並列化率80%、CPU数5、とすると、

S = 1 / 0.36 = 2.78 --- (2)

となります。ですから、上記の提案書の例だと、3倍程度が妥当でしょうか。というわけで、3倍と書き変えました。

アムダールの法則は、単純な仮定に基づいたものですが、私の経験でもかなり正しいと思います。並列化を検討している人には、必須の基本知識ですね。

以前、国のプロジェクトで、8CPUで性能6倍、というのをやりました。何とか達成できたのですが、いま考えてみると、式(1)に当てはめると、

p = 20 / 21 = 95% --- (3)

となります。かなりの並列化率じゃないですか!仕様を決めた人は、<アムダールの法則>がわかっていたのかな?

IICST 2012

IICST 2012という国際会議があります。IICSTは、Innovations in Information and Communication Science and Technology、の略です。ロシアのTomskにて、2012年9月10-13日の期間。私はなぜか、International Program Committeeメンバです。

http://iicst.net/

この時期は、日本VR学会大会(慶応義塾大学・日吉キャンパス)が、2012年9月12-14日の会期であります。ですから、時期はちょっと悪いのです。でも、ロシアには行ったことがないので、一度は行きたいと思っていますが、どうなんでしょう。ちなみに、Tomskへの行き方は、モスクワ経由というのもありますが、北京経由が最も近いそうです。でも、アメリカでも二度トランジットに失敗している私としては、北京-Tomskのトランジットは、かなりチャレンジングです。

ちなみに、Tomskという都市は、一般の方にはあまり知られていないかもしれませんが、ロシアの有名な研究都市だそうです。

京都散策 (3)

この金曜日(2012年6月15日)、所用で大阪は守口に宿泊。次の土曜日に京都駅経由で帰ります。なぜ大阪駅に出ないかというと、京阪電車がなんとなく好きなこと、大阪は若干ですが逆方向になること、それからもちろん、大阪駅よりは京都駅のほうが魅力的なのです。

とはいえ、京阪電車は、直接は京都駅には行きません。私はいつもは東福寺でJR奈良線に乗り換えます。でも、東福寺から京都はたったのひと駅です。というわけで、今回は東福寺駅から歩いてみることにしました。

このルートは、まるで人気がありません。ちょっとさびれた住宅街、という感じです。少なくとも観光ルートではないですね。暫く北上すると、JR東海道線にぶつかりますが、陸橋があるので、それで越えます。もちろん、私しかいません。

さて、塩小路通から京都駅に向かいます。このあたりも、京都駅はすぐというのに、人が少ないですね。途中に有名なラーメン屋さんが二軒並んでいますが、ここは行列です。

さくらんぼマラソン (3)

この週末(2012年6月9-10日)、<果樹王国ひがしねさくらんぼマラソン>に、夫婦で参加してきました。三年連続です。山形の天童温泉に一泊して、日曜日にハーフマラソンを走る、というお馴染みの企画。ホテルは遂に、最高峰の「天童荘」をゲット!Facebookに写真を流したら、好評でした。接客/部屋/食事/温泉、全てに満足。唯一、マラソン当日の朝6:30食事、6:55会場へ出発(バスで送迎してくれる)、というのはちょっと慌ただしかった...

さて、そのマラソンですが、前日の土曜日は雨で、日曜日も雨を覚悟していましたが、なんと朝には止みました。結果として、少し気温は高め(24度)となりましたが、走りやすくて、ネットで1時間54分08秒でした。5分30秒/キロを切り、今季では最もよいです。

招待選手として、<市民ランナーの星>川内優輝選手が登場!途中のすれ違いでちらっと見ましたが、さすがに速い!ダントツでトップを軽快に走っていました。みな、いきなり観客と化して、走りながら拍手です。オリンピック、出られたらよかったんですけどね。あ、でも、もし出るのであれば、この大会には来ませんか。

電気学会・インタラクティブディスプレイ協同研究委員会

本日(2012年6月14日)は、電気学会・インタラクティブディスプレイ協同研究委員会(私は幹事補佐)の見学会です。参加者は私を含め9名の予定。立命館大・びわこくさつキャンパスを廻ります。具体的には以下の研究室です。

1)インテリジェントコミュニケーション研究室(小川先生/クリサノフ先生)
2)コンピュータビジョン研究室1(田中弘美先生)
3)3次元ビジョン研究室(徐先生)
4)知的画像処理研究室(陳先生)
5)リアリティ・メディア第1研究室/ロボFA(田村先生)

何れも超ご多忙の先生方ですが、無理を申し上げて時間を調整いただきました。この場をお借りして、お礼申し上げます。また、取りまとめをいただきました、リサーチオフィスのIさんにもお礼申し上げます。

FIFAワールドカップ2014予選

昨晩(2012年6月12日)、事務所近くのショットバーで、日本-オーストラリア戦を観戦しました。ワールドカップ2014アジア最終予選の第3戦で、前半戦の大一番です。所属サッカーチームの有志3名(Nさん/Sさん/Kくん)を誘っての応援。

結果は、ご存知のとおり、1-1の引き分けでした。残念でしたが、アウェーなので、良しとすべき?それにしても、不可解な判定がありましたね。最後のフリーキックを蹴らせないで終了したのには、ちょっと驚きましたが、万一入ってしまったらマズい、とでも考えたのでしょうか。レベルはまるで違いますが、私も少年の審判をしていたので、なんとなくわかる気もしますが。

いまの日本代表は、香川がキレているとは言え、基本的には本田のチームですね。今後が楽しみです。

コンピュータビジョン最先端ガイド (2)

先日のSSII2012(2012年6月6-8日)で、受付に「コンピュータビジョン最先端ガイド」が積まれていました。全4巻。

私は既に第1-3巻を持っていて、適宜参照しています。SSII2012でも、<バンドル調整><ICP(Iterative Closest Point)><パーティクルフィルタ>などの用語が頻発しましたが、これらはきちんと載っています。なかなかポイントをついた編集と感心します。

ところで第4巻ですが、これには、光の物理法則に起因する話題が集められています。個人的には、<コンピュテーショナルフォトグラフィ>に興味があり、最近話題の、ライトフィールドカメラなどは、これの応用ですね。ほかには、<符号化撮像>も、なにやら面白そうです。

というわけで、第4巻もSSII2012会場にて購入いたしました。

家庭菜園 (6)

二年目(2012年)に入った、藤沢市から二年で借り受けた家庭菜園の続報です(誰も興味ない)。

手間をかけなくても豊富に収穫できる代表の、ジャガイモを菜園一面に埋めました。いまのところ順調に育っています。他の菜園は、いろいろな種類の野菜を植えていて、手間をかけているようですが、当家はできません。

当家の食卓がジャガイモ料理で埋め尽くされる日も、もうすぐであります。

体調不良とスポーツの週末

この週末の、個人的なしょうもない話です。

立体協講演会(2012年6月1日)後の懇親会(中野坂上)で、結構飲み食いしてしまい、次の日(土曜日)の朝、起きたら、ちょっと腹が持たれています。お酒も多少残っているような気分...

しかし、私の土曜日午前中の日課は、20キロ走ることです。しかも、次週(2012年6月10日)には、さくらんぼマラソン(ハーフ)が控えています。このようなことで日課を変えるようなヤワではいけません。

というわけで、10キロまではスローペースで走りました。ところが、悪いことに、ここで体調が悪くなりました。でも、帰りの道のりがまだ10キロあります。当然のように、帰りは殆ど走れず、歩いたり休んだりで、結局2時間かかりました(いつもなら1時間かからない)。正午に自宅に戻ったと同時に、フロもそこそこに布団にぐったり。そのまま食事は何もとれず、詳しいことは省きますが、胃腸の中身もしっかりとなくなり、次の日(日曜日)の朝8時まで寝るハメに。結局20時間、布団の中にいたことになります。体重も、2キロ減りました(20キロ走で1キロ減、なにも食べずに1キロ減)。

さて、日曜日は16-18時の2時間、フットサルがあります。普通の人は当然控えるのでしょうが、20時間寝て多少とも回復した私には(まだお粥くらいしか食べられないが)、大事をとる、という発想がないので、ついつい行ってしまった。一応、チームメートには、「病み上がりで動けないから」、などと言い訳がましいことは伝えてあります。でも、どさくさにまぎれて2点取りました。

さすがに1時間ほどで、フラフラになり、ヤバいな~などと思っていたところ、監督から「今日は30分早く切り上げましょう」とのお言葉。この日は、W杯予選(日本-オマーン)が夜にあるので、みな観戦したいのです。サッカーを早く切り上げて嬉しかったのは、滅多にないことでした。さすがにちょっと疲れました。当たり前か。

SSII2012チュートリアル (2)

SSII2012チュートリアル(2012年6月6日)、聴いてきました!

6時間半もあったので、かなり疲れました。でも、ちょっと賢くなったカモ。以下、いいかげんな感想です。

1)次世代の局所特徴量 ~高速かつメモリ消費量の少ない特徴量記述~ 講師:安倍 満(デンソーアイティーラボラトリ)

画像の特徴量について、1999年SIFT以降の発展を、<高速化>と<省メモリ化>というふたつの観点から追った、優れたサーベイでした。それにしても、よくいろいろとアイデアを思いつくものです。やはり、新しいことを考える場合には、相応の数学/情報工学の知識は必要ですね。しかし、斬新なものはだいたい外国の人が考えるのが悔しいところです。FAST(corner detector)は面白そうです。PTAMではFAST-10を使ったようですが、このご講演では、FAST-9とFAST-12が登場。FAST-9のほうが性能がよいというのが不思議。

2)幾何学的推定のための最適化手法 ~最小化を越えて~ 講師:金谷 健一(岡山大学)

金谷先生のご講演は何度も拝聴しており、著書もかなり読みましたが(蔵書を数えたら7冊もあった!3冊はサイン入り)、内容はやはり難しいです。しかし、構成が明確で、大局は掴めました(と思いたい)。

3)2D&3Dレジストレーション ~画像と3次元点群の合わせ方~ 講師:玉木 徹(広島大学) 、林 昌希(慶應義塾大学)

これは私のレベルに、たぶんもっとも合っていたのでしょう。よくわかりました。内容もかなり仕事に近いもので、親近感大いにあり!

4)動的計画法のすすめ ~簡単・安定・多用途な最適化法~ 講師:内田 誠一(九州大学)

初めてご講演を聴きました。講師の先生は、Dynamic Programming(DP)がご専門だそうですが、ひとつのツール(先生はDPを<包丁>と呼んだ)をここまで使いこなせると、これは快感でしょうね。まさに、そのような感じがひしひしと伝わってくる、ユーモアを交えた、素晴らしいご講演でした。私はDPは、大学3年次に、ロボットで著名な広瀬茂男先生の講義で習いました(単位取った!)。仕事では特に明示的に使った記憶はありません。と、書いてから思い出しました。以下のようなのを出してました。

- S. Forstmann, Y. Kanou, J. Ohya, S. Thuering, A. Schmitt, "Real Time Stereo By Using Dynamic Programming", IEEE Computer Vision and Pattern Recognition Workshop (CVPRW '04), June, 2004.
- S. Forstmann、加納、大谷、S. Thuering、A. Schmitt、 "動的計画法による実時間ステレオ"、信学技報、PRMU2003-168 HIP2003-74.

DPはやはり面白いですね。また勉強してみようかな。ところで、いま流行りのBelief Propagation(BP)は、先生に言わせれば、DPと本質的に同じだそうです。ですよね、そう思ってたんだ!(ウソ)

SSII2012チュートリアル

本日(2012年6月6日)は、SSII(画像センシングシンポジウム)チュートリアルです。年間を通じて、楽しみにしているイベントのひとつです。内容のクオリティが高いのです。場所がパシフィコ横浜なのもグッドです。私の事務所から徒歩圏内!

プログラムは以下のとおりです。

TS 1: センシング基礎技術 6日(水) 9:30~12:45
9:30~11:00 (90分)
 次世代の局所特徴量 ~高速かつメモリ消費量の少ない特徴量記述~ 講師:安倍 満(デンソーアイティーラボラトリ)
11:15~12:45 (90分)
 幾何学的推定のための最適化手法 ~最小化を越えて~ 講師:金谷 健一(岡山大学)

TS 2: 時系列画像処理技術 6日(水) 13:45~17:30
13:45~15:45 (120分)
 2D&3Dレジストレーション ~画像と3次元点群の合わせ方~ 講師:玉木 徹(広島大学) 、林 昌希(慶應義塾大学)
16:00~17:30 (90分)
 動的計画法のすすめ ~簡単・安定・多用途な最適化法~ 講師:内田 誠一(九州大学)

立体(3D)映像はなぜ流行らないか

先日(2012年6月1日)の立体協記念講演会で、「立体(3D)映像はなぜ流行らないか」という演題で、ラウンドテーブルを行いました。結構集客がありましたので、巷で興味あるテーマのひとつなのでしょう。

登壇は、以下の方々でした。

司会:坂田恵美子氏(ふじわらロスチャイルドリミテッド)
登壇(五十音順):大口孝之氏(映像ジャーナリスト)・掛谷英紀氏(筑波大)・陶山史朗氏(徳島大)・名手久貴氏(東京工芸大)・町田 聡氏(アンビエントメディア代表)・渡部健司氏(デジタルキャンプ/東京工科大)

私は、総合司会のようなことをやったので、前振りをしました。以下のようなことを言ったような気がします。

私と立体映像との関わりは、1985年のつくば博で、素晴らしい立体映像の数々を、大学時代の友人と堪能しました。そのあと1987年に、立体映像を業務とする会社の設立に参加しました。この時期がいわゆる、第二の波、と言われているもので、私も立体映像の時代の到来を確信したものです。

それが、いま第三の波、と言われていますから、いつの間にか、第二の波というのは消えたのでしょう。実際、立体協や3Dコンソーシアムが設立されたのが2003年で、これから立体映像ビジネスを立ち上げよう、ということでしたから、この時期がちょうど波の間だったわけです。

いま第三の波と言われていますが、それがまたちょっと雲行きが怪しいのでは、ということで、このラウンドテーブルを企画しました。いまだに多くの人を惹きつけている立体映像ですが、一方ではこんなにビジネスになりにくい技術も珍しいのでは、とも思います。なにが障害になっているのでしょうね。いろいろと一般に言われていることはありますが、私見では、どれもちょっと違うような気もしています。

Facebook (8)

先日、スウェーデン人知人J氏が、Facebookでメッセージを送ってきました。FBのメッセージは、チャットのように使えます。「やあ!」などという、軽いノリで来ました。彼はいま、家族とアメリカはカリフォルニアに住んでいます。

J氏とはかなりご無沙汰です。彼とは、1990年代終わりにVR関連の仕事をしました。半年ほど日本に滞在したこともあります。当時、ガールフレンドBさんを伴って(今は結婚して娘さんふたり)、私の藤沢の自宅に遊びに来たこともありました。ワインをたらふく飲んで、終電がなくなり、我々の寝室を彼らに明け渡したりもしました。家が狭くて、ゲストルームなどはないのです。

その後、2000年代中頃に、一度日本で会ったきりですね。

さて、FBのメッセージですが、やりとりが弾んで、娘さん(双子)が歌う様子や、彼のスキー姿をYouTubeにアップしてきたり、いろいろと近況を知ることができました。少し前、手術をしたようですが、YouTube画像を見る限り、元気そうです。

Facebookによって、このように久しく会わなかった、遥か遠いところに住んでいる知人とも、簡単にコミュニケーションが取れるのは、たいへんありがたいです。最近上場して、とんでもない時価総額となり、反動で何やら訴訟沙汰にもなり、株価も落ちているようですが、私はこのように恩恵を授かっていますので...

立体協総会/記念講演会 (4)

本日(2012年6月1日)は、立体協の総会および記念講演会です。総会は正会員限定ですが、講演会は正会員でなくても無料で参加できますので、ぜひお越しください!私は司会(みたいなこと)をやります。

(ここから)-----------------------------------------------------------

【立体協総会/記念講演会】
●日時:2012年6月1日(金)
    総 会 13:10~13:50
    記念講演会 14:00~17:00
    拡大交流会 17:15~19:15

●会場:東京工芸大学 中野キャンパス本館 02教室
    http://www.t-kougei.ac.jp/guide/campus/access/#nakano
    (地下鉄/東京メトロ丸ノ内線・都営地下鉄大江戸線-中野坂上駅下車徒歩約7分)

●概 要
【総会】
 (省略...)

【記念講演会】
14:00~14:05 2012年度会長挨拶
14:05~14:50 「3D表示技術 ― 空中像,視覚,錯視,思い込み ―」 講師:徳島大学 陶山史朗氏(質疑応答含む)
14:50~15:00 休憩
15:00~17:00 「立体はなぜ流行らないか?」

「第三の波」と言われた、<立体(3D)映像>ですが、なかなか立ち上がらない、というのが一般の印象でしょう。ただ、日本以外では立ち上がっている、という話もあります。このような現状について、専門家集団が徹底討論いたします。

司会:坂田恵美子氏(ふじわらロスチャイルドリミテッド)
登壇(五十音順):大口孝之氏(映像ジャーナリスト)・掛谷英紀氏(筑波大)・陶山史朗氏(徳島大)・名手久貴氏(東京工芸大)・町田 聡氏(アンビエントメディア代表)・渡部健司氏(デジタルキャンプ/東京工科大)

【拡大交流会】
 会場近辺(中野坂上周辺)にて開催いたします。
 ・参加費 3,000円~4,000円(予定)

お申込み、お問合せにつきましては、直接、当協議会事務局様までお願いいたします。
※立体協事務局( n.kita@adcom-media.co.jp )

(ここまで)-----------------------------------------------------------
プロフィール

加納裕(かのうゆたか)

Author:加納裕(かのうゆたか)


[略歴]
1983年3月東京工業大学工学部機械物理工学科卒業
1983年4月(株)図研入社
1987年1月同社退社
1987年2月(株)ソリッドレイ研究所を6名で設立、取締役
1994年3月同社退社
1994年4月(株)スリーディー入社
1996年10月同社取締役
1999年12月上海大学兼務教授
2002年10月同社代表取締役
2009年9月ものつくり大学非常勤講師~現在
2009年10月同社代表退任/退社
2010年1月ソフトキューブ(株)入社~現在(技術顧問)
2017年4月湘南工科大学非常勤講師~現在


[業界団体・学会活動]
電気学会・第三期次世代インタラクティブディスプレイ協同研究委員会(幹事)/最先端表現技術利用推進協会・アカデミック部会(旧:三次元映像のフォーラム)(副部会長)/日本バーチャルリアリティ学会ハプティクス研究委員会(委員)/ACM・SIGGRAPH(Professional Member)/情報処理学会(正会員、CVIM会員)/3Dコンソーシアム(賛助会員)/3DBiz研究会(個人賛助会員)/URCF(特別会員)

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前職:立体映像産業推進協議会(幹事)/日本バーチャルリアリティ学会・論文委員会(委員)


[資格]
TOEIC805点
数学検定1級(数理技能)
中型・普自二免許
サッカー4級審判員

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