FC2ブログ

Independent Component Analysis

James Stoneによる二冊目の本、"Independent Component Analysis: A Tutorial Introduction (2004)"、読んでみました。

同著者による、"Bayes' Rule: A Tutorial Introduction to Bayesian Analysis (2013)"が良かったので、もう一冊読みたくなったのです。結果はというと、これもかなりイケます。PCA (Principal Component Analysis) が使えない!という方、ぜひ、ICAをお試しください。フィットするかも知れませんよ。

この人の書き方は、特徴があります。前半はやさしくて、一気に読めそう!と思わせておいて、後半が急に難しくなる。本書も前書もそうでした。油断大敵であります。

さて、次のターゲットはというと、"Seeing: The Computational Approach to Biological Vision (2010)"、でございます。これは厚い本なので、少し時間がかかりそうです。
スポンサーサイト

Geometric Algebra (4)

半ば、諦めていた、Geometric Algebra (GA) ですが、

John Snyggの新刊、"A New Approach to Differential Geometry using Clifford's Geometric Algebra (2011)"を買ってしまいました。また、微分幾何学に興味を持ったこともあります。

本書ですが、まえがきに、以下のような記述があります。

"...The fact that Clifford algebra (otherwise known as "geometric algebra") is not deeply embedded in our current curriculum is an accident of history..."

要するに、<歴史上のアクシデント>がなければ、いまわれわれが使っている数学ツールは、GAだということです。ではいま何が、代わりに使われているのでしょう?それは、quaternionとvectorです。実際には、この両者の戦い(?)があって、vectorが勝ったのですが、GAはこのふたつを包含しているのです。さて、将来カリキュラムが変わるのでしょうか?どこかの大学で、世界の先陣を切って、標準カリキュラムに入れては如何でしょうか?

福岡

本日(2015年1月28日)は、福岡に行ってまります!仕事ですよ~観光ではありません。

福岡と言えば、今年のISMAR (International Symposium on Mixed and Augmented Reality) が福岡であります。

http://ismar.vgtc.org/

先日参加したCVIMでは、話題のひとつがこれでした。参加の方々で、これに関わっている人が多いみたいですね。

ガンマ分布の謎

ガンマ分布のパラメタは2つありますが、定義が違うものが存在することを、Mathematica 10を使っていて知りました。これは混乱します。

ガンマ分布の数式は、BishopのPRMLを参考にしました。それを使って、Mathematicaに入力していたら、なんかグラフがおかしいです。それでわかったのです。下記は、ガンマ分布のWikipedia英語版からの抜粋です。

1. With a shape parameter k and a scale parameter θ.
2. With a shape parameter α = k and an inverse scale parameter β = 1/θ, called a rate parameter.
3. With a shape parameter k and a mean parameter μ = k/β.

PRMLは、2です。対して、Mathematicaは1です。2にして欲しいんですが~(逆数をとればよいのですが)

ちなみに、上記に対応した、Wikipedia日本語版の記述はありません。こういうところは、英語版を参照したほうがよいです。内容も詳細度が全然違います。

Mathematica Cookbook

"Mathematica Cookbook (2010)"、買いました!原書です。翻訳者を存じ上げているというのに(しかも、評判よい)、ひたすら原書に頼る私です。松田さん、すみません!

さて、本書ですが、バージョン7がベースです。著者は、バージョン3から使い始めたそうです。そこから続けると、このような本が書ける。対する私は、バージョン3を少し使ったあと、やめてしまったので、なので、まだ初心者。つまり、継続は力なり。

私の所有はバージョン10ですが、まずは本書の基本をクリアするのが当面の目標です。つまり、8章まで。でも、この分厚い本の、半分を占めるんですが~

CVIM (6)

昨日~本日(2015年1月22-23日)と、情報処理学会CVIM研究会に参加しています。場所は、奈良先端科学技術大学院大学。いつも、どう行くのがよいのか、迷うところです。今回は、学研北生駒から。土地勘、まるでなし。

今回は、AR/MR系の研究会との共催なので、その類の発表が多いです。会場の大学の専門性を反映した感じでしょうか。共催なので、参加者も多いです。なので、メイン会場は、ミレニアムホール。

向川康博先生 (奈良先端大/以前は阪大)による特別講演、「反射光・散乱光の計測と解析 ~質感の定量化に向けて~」は、画像の取得ではなく、光線を取得する、という観点からの研究総論でした。この分野の第一人者。非常に参考になりました。

そのほか、仕事で使えそうな研究発表も多数ありました。情報処理学会では、研究会は唯一CVIMに入会していますが、その価値は十分にあります。GCADも入らないといけないんですが...

本日は、岡谷貴之先生 (東北大)による特別講演、「質感の画像認識:研究の状況と今後の課題」が目当てでございます。

関数解析 (2)

関数解析に手を付けようと思っています。でも、どこから付けるか?

やはり、教科書選定からでしょう。さまざまな情報を元にした結果、「新・フーリエ解析と関数解析学(2010)」、新井仁之先生著のものがよいと判断、これを読むことにいたします。

容易に挫折しますので、数学仲間のMさんを道連れにいたします。ともに、奈落の底?

電気学会・次世代インタラクティブディスプレイ協同研究委員会 (2)

本日(2015年1月21日)は、電気学会・次世代インタラクティブディスプレイ協同研究委員会の見学会です(四回目)。場所は、大阪大学(豊中キャンパス)。

この日程ですが、ほかのご参加方々の関連研究会が、明日・明後日と、同じ関西圏であることによります。私はといえば、その研究会は関係ないのですが、別の関連研究会が、同じ関西圏であります。というわけで、私にとっても都合がよかったのでした。

exponential mapの謎 (5)

行列の指数関数(exponential map)、なにやらCG系で重要になってきているみたいです。関連する、新しい研究も出ているようですね。

最近購入した、齋藤正彦先生の「線型代数学(2014)」では、第5章が関連項目です。「行列の解析学」というタイトルです。ここの§3が「行列の指数関数」。

重要なところは、「Xが実交代行列なら、expXは直交行列である」という下り。144ページでございます。

本書には、Lie群などという言葉は出てきませんが、このあたりの内容ですね。

三次元映像のフォーラム (7)

この週末(2015年1月17日)、「三次元映像のフォーラム」に行ってまいりました。副題は、<立体視覚機能の神髄を知る>。場所は、(株)島津製作所どの東京支社2Fイベントホール。私はこちらは二回目。以前の参加の話はこちら(↓)。

http://kanouy.blog9.fc2.com/blog-entry-698.html

プログラムは以下のとおりでした。

13:00~13:30:講演1『最先端医療と脳科学の現状:S3Dの視点から』羽倉 弘之 (三次元映像のフォーラム)
13:30~14:30:講演2『感性工学の分野における視知覚特性の評価と応用』井ノ上 寛人(産業技術大学院大学)
14:45~15:45:講演3『3D画像と調節・輻湊』奥山 文雄(鈴鹿医療科学大学大学院)
15:45~16:30:講演4『fNIRSを用いた眼科臨床における応用展開の試み』半田 知也(北里大学 医療衛生学部)
16:30~17:00: 『フィールドにおけるfNIRS計測の展開』井上 正雄(島津製作所)
17:00~18:00:近赤外分光法による計測および解析実演(最新鋭の実機による)

そのあとの懇親会では、主に桑山先生と歓談(大学の先輩でございます)。東工大の学生が箱根駅伝を走った、という驚くべきニュースも話題に上りました。総理大臣同様、最初で最後?

Spain, or elsewhere ? (2)

We suddenly decided to go to Spain on the coming GW. Surprisingly my wife did not change her mind. The flight tickets already booked cannot be canceled, so all are fixed. We'll not be able to change unless we'll pay again, which I'll never do.

We used 'DeNA travel' to book all things that will be needed for our trip. There were some accidents, but they were all solved. The site was easy to use. The telephone service was also nice, only if we can connect to.

Precisely, this time the target location is Barcelona only. I don't like to be rushed, so it's sufficient for me at the moment.

According to the itinerary, we will stay at Frankfurt one night on our way back, which is acceptable. But a funny thing is that we will have to stay at Nagoya on our way to Barcelona, which I don't understand.

Mathematica (6)

先日(2015年1月10日)、<Mathematicaカフェ>というのに、ノコノコと参加してきました。第28回を数えます。月一回の開催だそうです。順天堂大(御茶ノ水)にて。

参加の経緯ですが、「Mathematicaクックブック」を翻訳された、松田裕幸さんと知り合いになったことと、昨年末にMathematicaを購入したこと、によります。10人程度の参加でした。

私は初参加なので、初歩的なしょうもない統計関連の話題を少し紹介しました。ベイズの事前分布に関するものです。うまくいかないので、訊いてみたいということもありました。みなさん、私と違い、Mathematicaのヘビーユーザ。

Mathematicaに関する質問は、StackExchangeというサイトに投げるとよいということを聞きました。ちょうど、polar decompositionという、行列の分解をやりたかったので、カフェの後、ポストしてみました。そうすると、驚いたことに、5分で回答をもらいました。世界中で、このサイトをウォッチしている方がいらっしゃる、ということです。

ベイズ統計 (4)

BishopのPRML、第2章で出てきた、正規分布パラメタ(平均、分散)をベイズ推定する問題を、Mathematicaで解いてみました。

原書では、101ページ、式(2.154)です。書いてみると、

p(μ,λ) = N(μ|μ0,(βλ)-1)Gam(λ|a,b) --- (1)

ここで、λは分散の逆数で、precisionと呼ばれます。このほうが、解析が容易なのです。

μとλの同時分布は、

p(μ,λ) = p(μ|λ)p(λ) --- (2)

と書けますから、式(1)はうまくこの形にフィットしているのです。

さて、ここからがMathematicaの出番です。まず式(1)をλで積分してみました。範囲は、(0,∞)です。これは、理論的にはt分布となり、結構きれいな式になるはずなのですが、Mathematicaの結果は、非常に複雑な積分となります。しかも、そのグラフは、t分布的に見えるところもありますが、中央の値が激しく振動して、うまくいきません。

しかし、それをさらにμで積分すると、なんと、正確に1となります。つまり、結果的に正しく計算されています。まことに不可思議であります。

新オフィス(横浜馬車道)オープン! (3)

昨年末(2014年12月1日)オープンした、当社の新しい横浜オフィスですが、、、

本日(2015年1月13日)の定例会議を、こちらでやることになりました。大阪からは、総勢8名。国内ツアーみたいです。ツアコン、いるのかな?

当方は2名なので、合計10名。会議室の椅子は6脚ですが、ほかに4脚あるので、ピッタリ合いました。偶然ですけれど。

会議終了後は、もちろん新年会です。場所ももちろん中華街。みなとみらい線(馬車道→元町・中華街)がありますが、十分に徒歩圏です。お店は、私のイチ押しのところとなりました。お薦め店でございます(ヒミツです)。

月例湘南マラソン (5)

3年ぶりに、月例湘南マラソンに参加しました。2015年1月4日(日)。前回は3年前の元旦でした。

マラソンブームで、ついに新規登録が制限されて久しいですが、果たして、以前よりもかなり人は少ないです。これは走りやすそう。もっとも、海岸沿いの道はすぐに砂で埋まるので、走れるスペースは狭いです。追い越し制限区域もあります。

エントリは10キロ。この距離を真剣に走ったことは久しくなかったのですが、天気は最高、快適に走れました。一応50分も切って、幸先のよいスタートでありました。

Mathematica (5)

Mathematica 10、たいへん楽しく使っています。でも、何点か問題があります。

式が実行のまま、止まってしまうことがあります。プロットするときに多いです。こうなると、フリーズ状態のままなので、一旦Mathematicaを終了させ、再起動をするjハメとなります。

それから、定義したシンボルの再利用。定義をクリアしたいときの、簡単な操作がわかりません。これも、面倒くさいので、一旦終了→再起動です。

いずれも簡単に処置できるはずですが、まだこんな初歩的なことで悩んでおります。

Mathematica (4)

年末年始は、自宅で時間があるときは、Mathematica 10で遊んでいました。年末に、Home Editionを20%引きで購入したのです。

はるか昔、バージョン3を使ったことがあるので、何となく言語のシンタックスは覚えているのですが、もちろん手探りです。そうしたところに、Wolframからタイミングよくメールが来て、チュートリアルの在処を教えてもらいました。

やはり、最初はこのような教材で学ばないと、効率が悪いです。教材はビデオなので、短い時間でテンポよく学習できます。進みが早いので、ポーズや巻き戻しはいたします。1時間程度で完了!

ちょっと驚いたのは、入力形式。ちゃんとした(=Wolfram)言語で入力できるのはもちろんですが、そうでなくても適当に入力できる。なぜ?少し混乱したのですが、これはどういうしくみかというと、適当な式が入力されたとき、それがネットを介してWolframのサーバに繋がり、、正確な言語に直してくれて、それで計算する、ということです。この機能、チュートリアルで初めて知りました。しかも、そのいい加減な入力に対応した、正確な言語が返ってくる、という優れものです。これで言語を学ぶこともできます。

3Dプリンタ・コンソーシアム

昨年度末(2014年12月22日)、「3Dプリンタ・コンソーシアム」に参加してきました。副題は「2020年に向けての最先端造形システム開発を目指して」です。

これまで、6回の準備会が開催されました。開催概要は以下です。すべて2014年です。

04月15日:デジタルハリウッド大学院
05月28日:凸版印刷博物館
07月14日:武藤工業
08月19日:KBIC
10月16日:科学技術館
11月13日:慶応大学

私は第2回を除いて、参加いたしました。

目標はかなりチャレンジングなものですが、ご参加の方々は、各々のご専門領域から、アイデアを絞り出しています。面白いコンソーシアムになりそうです。

新年のご挨拶 (5)

あけましておめでとうございます。本年(2015年)もよろしくお願い申し上げます。

私の年末年始イベントは、以下のとおりでした。例年、変わり映えいたしません。遠出もありません。

27日:前日は大阪泊、所用で渋谷直行、その後飲み会も遅くまであり、渋谷泊。
28日:引き続き、渋谷で所用、そのあとサッカーで茅ヶ崎へ。2泊分の荷物は茅ヶ崎駅のロッカーへ...
29日:連れとテラモ(辻堂)へ。「ホビット 決戦のゆくえ」をIMAX 3Dで堪能(お勧め)。夜は茅ヶ崎で、サッカー忘年会。
30日:家で終日掃除でした。外出が多かったので...
31日:レンチャン掃除は諦め、藤沢のモールで連れと買い物。夕方からは自宅で、「ロード・オブ・ザ・リング」三部作!
01日:両親が昨年入居した、大船のホームへ。久しぶりに家族4人で。姉と妹も揃い。合計8人。初詣は近くで済ませる。
02日:箱根駅伝往路観戦(テレビ)。そのあと連れの実家(藤沢)へ。残りはMathematicaに費やす。
03日:箱根駅伝復路観戦(テレビ+ナマ)。残りはMathematicaに費やす。
04日:3年ぶりに、月例湘南マラソンに連れと参加。10キロ。走り初めです!何とか50分を切れました。
プロフィール

加納裕(かのうゆたか)

Author:加納裕(かのうゆたか)


[略歴]
1983年3月東京工業大学工学部機械物理工学科卒業
1983年4月(株)図研入社
1987年1月同社退社
1987年2月(株)ソリッドレイ研究所を6名で設立、取締役
1994年3月同社退社
1994年4月(株)スリーディー入社
1996年10月同社取締役
1999年12月上海大学兼務教授
2002年10月同社代表取締役
2009年9月ものつくり大学非常勤講師~現在
2009年10月同社代表退任/退社
2010年1月ソフトキューブ(株)入社~現在(技術顧問)
2017年4月湘南工科大学非常勤講師~現在


[業界団体・学会活動]
電気学会・第三期次世代インタラクティブディスプレイ協同研究委員会(幹事)/最先端表現技術利用推進協会・アカデミック部会(旧:三次元映像のフォーラム)(副部会長)/日本バーチャルリアリティ学会ハプティクス研究委員会(委員)/ACM・SIGGRAPH(Professional Member)/情報処理学会(正会員、CVIM会員)/3Dコンソーシアム(賛助会員)/3DBiz研究会(個人賛助会員)/URCF(特別会員)

----------------

前職:立体映像産業推進協議会(幹事)/日本バーチャルリアリティ学会・論文委員会(委員)


[資格]
TOEIC805点
数学検定1級(数理技能)
中型・普自二免許
サッカー4級審判員

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード