FC2ブログ

トピックモデルによる統計的潜在意味解析 (6)

佐藤一誠先生、「トピックモデルによる統計的潜在意味解析(2015)」、第3章、3.3 変分近似法、攻略中です。70ページのあたりまで終了。

61ページの、「変分ベイズ法の最重要ポイント」については、PRMLで理解していました(たぶん)。文章で書くと、対数周辺尤度は、汎関数とKL divergenceの和で書ける、ということです。EMの場合は、KLのところを、潜在変数の条件付き確率で求め(そうすると、KLが最小となる)、それを使って、汎関数を最大化するアプローチです(正確には、汎関数ではなく、パラメータを持つ関数群)。しかるに変分ベイズでは、汎関数を、変分法の技術を用いて、直接最大化するところが異なります。

ちょっと驚いたのが、66ページのあたりで、確率イチの制約条件は、実質は必要ないですよ、というくだり。なぜかというと、最終的には正規化するので、その計算に吸収される、ということです。確かに、式(3.57)では、ラグランジュ乗数が記載されていますが、式(3.64)(3.70)では、省かれています。

確かに、この例だとその通りなんですが、これはどれくらいの範囲で成り立つんですかね?全てにおいて成り立つとすれば、確率イチの制約条件が不要になってしまいます。う~ん、謎です。
スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

加納裕(かのうゆたか)

Author:加納裕(かのうゆたか)


[略歴]
1983年3月東京工業大学工学部機械物理工学科卒業
1983年4月(株)図研入社
1987年1月同社退社
1987年2月(株)ソリッドレイ研究所を6名で設立、取締役
1994年3月同社退社
1994年4月(株)スリーディー入社
1996年10月同社取締役
1999年12月上海大学兼務教授
2002年10月同社代表取締役
2009年9月ものつくり大学非常勤講師~現在
2009年10月同社代表退任/退社
2010年1月ソフトキューブ(株)入社~現在(技術顧問)
2017年4月湘南工科大学非常勤講師~現在


[業界団体・学会活動]
電気学会・第三期次世代インタラクティブディスプレイ協同研究委員会(幹事)/最先端表現技術利用推進協会・アカデミック部会(旧:三次元映像のフォーラム)(副部会長)/日本バーチャルリアリティ学会ハプティクス研究委員会(委員)/ACM(Professional Member)/情報処理学会(正会員)/3Dコンソーシアム(賛助会員)/URCF(特別会員)

---------------------

前職:立体映像産業推進協議会(幹事)/日本バーチャルリアリティ学会・論文委員会(委員)/3DBiz研究会(個人賛助会員)


[資格]
TOEIC805点
数学検定1級(数理技能)
中型・普自二免許
サッカー4級審判員

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード