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社会を変える驚きの数学

私は関西方面出張のおりは、小田原から新幹線(ひかり)に乗るのですが(自宅が藤沢なので)、待合室のキオスクに、「社会を変える驚きの数学(2008)」という本が置いてあって、気になっていました。

<数学同好会>会員としては、すぐにでも買いたくなる本ですが、なぜかじっとこらえていました。駅の待合室になぜこんな本が置いてあるのか、不思議だったのです(普通だと「ゴルゴ13」なんかですよね)。でも、その理由が分かりました。この本を出している出版社は、JR東海さんのグループだったというわけです。理由が分かったところで、とある出張の際に購入。

この類いの、<一般人向け数学啓蒙書>は結構読んでいるので、実はそれほど期待していなかったのですが、パラパラとめくってみて、ウェーブレットが登場していたことも、購入理由のひとつでありました。このコラムは、いわゆる<錯視>の解明に、ウェーブレットを用いた研究を紹介したもので、これにはちょっと驚きました。<ヘルマン格子錯視>といって、白い十字路の交点に、スポットがうっすら見えるという錯視がありますが、ウェーブレットを用いた視覚系モデルを使うと、このスポットがちゃんと出てくる、というものです。

他にも、素数に対する数学的応用として、暗号(RSA暗号)が説明されています。それにしても、ゼータ関数のオイラー積というのは、なんとも神秘的な数式ですね~さすがに、発散級数には触れられてはいませんでした。
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プロフィール

加納裕(かのうゆたか)

Author:加納裕(かのうゆたか)


[略歴]
1983年3月東京工業大学工学部機械物理工学科卒業
1983年4月(株)図研入社
1987年1月同社退社
1987年2月(株)ソリッドレイ研究所を6名で設立、取締役
1994年3月同社退社
1994年4月(株)スリーディー入社
1996年10月同社取締役
1999年12月上海大学兼務教授
2002年10月同社代表取締役
2009年9月ものつくり大学非常勤講師~現在
2009年10月同社代表退任/退社
2010年1月ソフトキューブ(株)入社~現在(技術顧問)
2017年4月湘南工科大学非常勤講師~現在


[業界団体・学会活動]
電気学会・第三期次世代インタラクティブディスプレイ協同研究委員会(幹事)/最先端表現技術利用推進協会・アカデミック部会(旧:三次元映像のフォーラム)(副部会長)/日本バーチャルリアリティ学会ハプティクス研究委員会(委員)/ACM(Professional Member)/情報処理学会(正会員)/3Dコンソーシアム(賛助会員)/URCF(特別会員)

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前職:立体映像産業推進協議会(幹事)/日本バーチャルリアリティ学会・論文委員会(委員)/3DBiz研究会(個人賛助会員)


[資格]
TOEIC805点
数学検定1級(数理技能)
中型・普自二免許
サッカー4級審判員

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