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時間の感覚

2009年12月26日(土)朝日新聞朝刊の天声人語に、幕末から明治初めの、欧米からの<お雇い外国人>の話がありました。彼らは先進技術の伝授にやってきたわけですが、あるオランダ人が、「日本人の悠長さといったら呆れるぐらいだ」と書き残したそうです。当時の日本人は、時間にかまわなかったそうです。

私はこれにビックリしてしまいました。なぜって、今は全く違っていて、数分の遅れを取り戻そうとして、大量の死者を出してしまう鉄道会社を持つような(この事故は、世界中でunbelievableだったそうな)、世界でも稀有の時間に厳格な国になってしまったからです。かくいう私も、かなり時間には細かいです。約束の時刻に遅れることはまずないですし。

「世界の小さな国」という、10分程度のテレビシリーズがあります。タイトル通り、世界各地の小さな国の紹介なのですが、小さな国というのは南太平洋にたくさんあって、必然的に同じような国(=南国/黒い肌の太った人/踊っていることが多い/...)の紹介となります。その、南太平洋のさまざまな、でも同じような習慣を持つ国々を見ていると、なんとのんびりしていること!しかも、みな幸せそうです。インタビューに答えた人が、「私たちの生活は理想的です」と断言したのを聞いて、日本人のどれくらいの人が、自身の生活をして、<理想的>と断言できるか、考えてしまいました。

今また、幕末/明治ブーム。時間の感覚もそろそろこの頃に戻したほうがよいのでしょうか。それとも、もう不可能?
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プロフィール

加納裕(かのうゆたか)

Author:加納裕(かのうゆたか)


[略歴]
1983年3月東京工業大学工学部機械物理工学科卒業
1983年4月(株)図研入社
1987年1月同社退社
1987年2月(株)ソリッドレイ研究所を6名で設立、取締役
1994年3月同社退社
1994年4月(株)スリーディー入社
1996年10月同社取締役
1999年12月上海大学兼務教授
2002年10月同社代表取締役
2009年9月ものつくり大学非常勤講師~現在
2009年10月同社代表退任/退社
2010年1月ソフトキューブ(株)入社~現在(技術顧問)
2017年4月湘南工科大学非常勤講師~現在


[業界団体・学会活動]
電気学会・第三期次世代インタラクティブディスプレイ協同研究委員会(幹事)/最先端表現技術利用推進協会・アカデミック部会(旧:三次元映像のフォーラム)(副部会長)/日本バーチャルリアリティ学会ハプティクス研究委員会(委員)/ACM(Professional Member)/情報処理学会(正会員)/3Dコンソーシアム(賛助会員)/URCF(特別会員)

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前職:立体映像産業推進協議会(幹事)/日本バーチャルリアリティ学会・論文委員会(委員)/3DBiz研究会(個人賛助会員)


[資格]
TOEIC805点
数学検定1級(数理技能)
中型・普自二免許
サッカー4級審判員

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