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理科系の作文技術

政治関連のニュースなどを見ていると、いろいろなところで「わかりにくい文章」がはびこっているようですね。わざとわかりにくく書くとは言語道断ですが、わかりにくく書けるということは、わかりやすい文章も書けるということ?逆にすればよいわけですからね。

私の日本語でのライティングのバイブルは、木下是雄先生の「理科系の作文技術(1981)」です。これ一冊で十分ですが、奥が深いので、何度も読まれることをお薦めします。わかりにくい文章というのは、本書の「8 わかりやすく簡潔な表現」の逆をいっているのでしょうね。

日本語はあいまいであるとよく言われます。英語の表現でもあいまいなものはありますし、日本語そのものがあいまいであるとは思いませんが、木下先生も、日本語にはあいまい表現が多いことは認めておられます。

これに関連して、本書に面白いエピソードがあります(97ページ)。著名な日本文学研究者、ドナルド・キーン先生が友人への手紙で、「五日間病気でした」と書いたところ、そのご友人は、「日本語として正確すぎる」として、「五日間ほど」と訂正されたとのことでした。
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プロフィール

加納裕(かのうゆたか)

Author:加納裕(かのうゆたか)


[略歴]
1983年3月東京工業大学工学部機械物理工学科卒業
1983年4月(株)図研入社
1987年1月同社退社
1987年2月(株)ソリッドレイ研究所を6名で設立、取締役
1994年3月同社退社
1994年4月(株)スリーディー入社
1996年10月同社取締役
1999年12月上海大学兼務教授
2002年10月同社代表取締役
2009年9月ものつくり大学非常勤講師~現在
2009年10月同社代表退任/退社
2010年1月ソフトキューブ(株)入社~現在(技術顧問)
2017年4月湘南工科大学非常勤講師~現在


[業界団体・学会活動]
電気学会・第三期次世代インタラクティブディスプレイ協同研究委員会(幹事)/最先端表現技術利用推進協会・アカデミック部会(旧:三次元映像のフォーラム)(副部会長)/日本バーチャルリアリティ学会ハプティクス研究委員会(委員)/ACM(Professional Member)/情報処理学会(正会員)/3Dコンソーシアム(賛助会員)/URCF(特別会員)

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前職:立体映像産業推進協議会(幹事)/日本バーチャルリアリティ学会・論文委員会(委員)/3DBiz研究会(個人賛助会員)


[資格]
TOEIC805点
数学検定1級(数理技能)
中型・普自二免許
サッカー4級審判員

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