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Pattern Recognition and Machine Learning (3)

C. M. Bishopの"Pattern Recognition and Machine Learning (2006)"、やっぱり良書だった!

以前、「食いつきが悪い」などと、他書に浮気したりしたのですが(↓)、

http://kanouy.blog9.fc2.com/blog-entry-779.html

最近、<判別分析>を勉強する必要が生じ、ちょっと参照しました。4章"Linear Methods for Classification"です。

<判別分析>自体は、別の和書で勉強したのですが、その本は和書の典型的なもので(良書ではある)、非常にコンパクトで説明が淡白。書いてあることは理解できるのですが、その<裏事情>を知りたくなる私としては、やはりここからは洋書の出番です。洋書がなぜブ厚いかというと、いろいろと<裏事情>が書かれてあるからですね。

ちなみに、私の言う<裏事情>とは、なぜこうなるのか、その歴史的経緯は、他の対案は、などさまざまな、理解がより補強できるような補足情報を指します。

さて、Bishop本ですが、まさに期待通りの<裏事情>満載!線形判別は、基本はFisherによるものですが(Fisher's Linear Discriminant)、それと最小二乗法との関連を論じているなど、期待に沿う内容でした。

要するに、明確な目的を持って読めばよいということです。最も、多くの評者が指摘しているように、数学的にヘビー級なのは間違いないですが...(よくわからないところがたくさんある)

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ところで、どうでもよいことですが、本書を私の関内事務所近くのスタバ(息抜きでたまに行くところ、横浜スタジアムに隣接)のテラスで、優雅に読んでいたら、いきなり突風が吹いてきて、アイスコーヒーが本書に見事にブチまかれました。ちょうど、Fisherの説明のところです。これで本書の古本屋行きはなくなりましたので、永遠の愛読書となりそうです。Bishopのはベイズ本なので、もしやFisherの怒りを買った?
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プロフィール

加納裕(かのうゆたか)

Author:加納裕(かのうゆたか)


[略歴]
1983年3月東京工業大学工学部機械物理工学科卒業
1983年4月(株)図研入社
1987年1月同社退社
1987年2月(株)ソリッドレイ研究所を6名で設立、取締役
1994年3月同社退社
1994年4月(株)スリーディー入社
1996年10月同社取締役
1999年12月上海大学兼務教授
2002年10月同社代表取締役
2009年9月ものつくり大学非常勤講師~現在
2009年10月同社代表退任/退社
2010年1月ソフトキューブ(株)入社~現在(技術顧問)
2017年4月湘南工科大学非常勤講師~現在


[業界団体・学会活動]
電気学会・第四期次世代インタラクティブディスプレイ協同研究委員会(委員)/最先端表現技術利用推進協会・アカデミック部会(旧:三次元映像のフォーラム)(副部会長)/日本バーチャルリアリティ学会ハプティクス研究委員会(委員)/ACM(Professional Member)/情報処理学会(正会員)/3Dコンソーシアム(賛助会員)/URCF(特別会員)

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前職:立体映像産業推進協議会(幹事)/日本バーチャルリアリティ学会・論文委員会(委員)/3DBiz研究会(個人賛助会員)


[資格]
TOEIC805点
数学検定1級(数理技能)
中型・普自二免許
サッカー4級審判員

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