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神がつくった究極の素粒子 (3)

今年(2013年)のノーベル物理学賞は、ヒッグス先生(他1名)に贈られました。ヒッグス粒子が見つかったことがほぼ確実視されているので、当然と言えば当然でしょう。

ただ、ヒッグス粒子に関する新聞などの説明は、以前からそうですが、まるでわかりませんね。物質に質量を与える粒子とは何か?たぶん、書いている人もわからない。

既に、素粒子物理の理解は、万人のまるで届かないところにあるということですが、ちょっと残念な気もしますね。もうちょっと気の利いた説明、誰かできないのだろうか。

ここまで書いていて思い出したのですが、ハイゼンベルクの自伝「部分と全体(1974)」の中で、若きパウリが、これも若きハイゼンベルクに、理解するということは何か、という議論をふっかける場面があります。1920年代、量子力学の黎明期の話ですが、このとき既に、日常的な意味での理解は、量子には通用しなかった。パウリ曰く、そういう意味での理解はもうできない、数式で理解するしかない、と言ったわけです。天才パウリにとっては、数式での理解のほうが易しい、とのことでした。
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プロフィール

加納裕(かのうゆたか)

Author:加納裕(かのうゆたか)


[略歴]
1983年3月東京工業大学工学部機械物理工学科卒業
1983年4月(株)図研入社
1987年1月同社退社
1987年2月(株)ソリッドレイ研究所を6名で設立、取締役
1994年3月同社退社
1994年4月(株)スリーディー入社
1996年10月同社取締役
1999年12月上海大学兼務教授
2002年10月同社代表取締役
2009年9月ものつくり大学非常勤講師~現在
2009年10月同社代表退任/退社
2010年1月ソフトキューブ(株)入社~現在(技術顧問)
2017年4月湘南工科大学非常勤講師~現在


[業界団体・学会活動]
電気学会・第三期次世代インタラクティブディスプレイ協同研究委員会(幹事)/最先端表現技術利用推進協会・アカデミック部会(旧:三次元映像のフォーラム)(副部会長)/日本バーチャルリアリティ学会ハプティクス研究委員会(委員)/ACM(Professional Member)/情報処理学会(正会員)/3Dコンソーシアム(賛助会員)/URCF(特別会員)

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前職:立体映像産業推進協議会(幹事)/日本バーチャルリアリティ学会・論文委員会(委員)/3DBiz研究会(個人賛助会員)


[資格]
TOEIC805点
数学検定1級(数理技能)
中型・普自二免許
サッカー4級審判員

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