FC2ブログ

MCMC法

遅ればせながら、マイブームはMCMC法です。MCMCとは、Markov Chain Monte Carlo、の略です。つまり、求めたい確率密度からの独立なサンプルが、マルコフ連鎖で収束する定常分布から得られる、という興味深い理論です。さまざまな応用があります。

MCMC法に関する、邦書で最もわかりやすい解説は、「計算統計Ⅱ-マルコフ連鎖モンテカルロ法とその周辺(岩波、2005)」だと思います。某大手書店の、なんと経済学のところに分類されていました。確かに経済学への応用は多いのでしょうが、分類はやはり数学じゃないのかな。

本書で驚くべきことは、まえがきにCGへの応用に関する言及があることです。すなわち、「...コンピュータ・グラフィクス(レンダリング)における経路積分による定式化、...」とあります。参考文献などは記載されていませんが、おそらく、Metropolis Light Transportに関する研究のことを指しているのでしょう。著者は統計数理研究所の方なので、CGとは直接関係ないはずですが、すごいサーベイをされていますね。
スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

加納裕(かのうゆたか)

Author:加納裕(かのうゆたか)


[略歴]
1983年3月東京工業大学工学部機械物理工学科卒業
1983年4月(株)図研入社
1987年1月同社退社
1987年2月(株)ソリッドレイ研究所を6名で設立、取締役
1994年3月同社退社
1994年4月(株)スリーディー入社
1996年10月同社取締役
1999年12月上海大学兼務教授
2002年10月同社代表取締役
2009年9月ものつくり大学非常勤講師~現在
2009年10月同社代表退任/退社
2010年1月ソフトキューブ(株)入社~現在(技術顧問)
2017年4月湘南工科大学非常勤講師~現在


[業界団体・学会活動]
電気学会・第三期次世代インタラクティブディスプレイ協同研究委員会(幹事)/最先端表現技術利用推進協会・アカデミック部会(旧:三次元映像のフォーラム)(副部会長)/日本バーチャルリアリティ学会ハプティクス研究委員会(委員)/ACM(Professional Member)/情報処理学会(正会員)/3Dコンソーシアム(賛助会員)/URCF(特別会員)

---------------------

前職:立体映像産業推進協議会(幹事)/日本バーチャルリアリティ学会・論文委員会(委員)/3DBiz研究会(個人賛助会員)


[資格]
TOEIC805点
数学検定1級(数理技能)
中型・普自二免許
サッカー4級審判員

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード